24年間、仕事の対価が下がり続ける女(私)

South Africa News News

24年間、仕事の対価が下がり続ける女(私)
South Africa Latest News,South Africa Headlines
  • 📰 BFJNews
  • ⏱ Reading Time:
  • 25 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 13%
  • Publisher: 68%

1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...

中国や香港や台湾、韓国などアジアの活動家やミュージシャン、アーティストたちが高円寺に押し寄せて10日間ほど遊び倒すというのが「NO LIMIT 高円寺番外地」だったのだが、みんな高円寺「素人の乱」界隈の「貧乏人が勝手にのさばるぞ」系の生き方に共感する人たち。そんな「NO LIMIT」は16年に日本で始まり、以降、韓国、インドネシアと持ち回りで開催されてきた。コロナで中断し、昨年、日本では7年ぶりの開催となったのだが、主にアジアから来たのは100人ほど。みんな就職とかせずに音楽やったり自分たちでスペースを運営したり足りない分はバイトしたりと決して豊かではない人たち揃いだ。なのに、7年前と大きく違うことがあった。円安ということもあるのだろうが、みんな「日本はなんでも安い」と大喜びだったことだ。

その上、話をしていると住んでる部屋や運営してるスペースの家賃も日本より高かったり、着てるものもさりげなくブランド物だったりと、「豊かさ」が垣間見える。そりゃみんな、上海とか香港とかソウルから来てるんだもんな……。7年前、東京で1回目の「NO LIMIT」が開催された時にはなんか日本の方が豊かっぽい感じだったのに。私もみんなを居酒屋に引き連れて行って奢ったりしてたのに。それが7年経って、逆転している感じなのだ。 これが発表された当時、私はこの件を原稿に書いたことを記憶している。「働き盛り」と言われる年であり、また子育て世代でもある層の年収がこれほど減っているとは衝撃だ、などと書いた。日本の賃金が下がり続けているということへの警鐘として書いたつもりだったものの、自分こそが下がってたのだ。そのことに、私は24年経って初めて気づいた。フリーランスはそもそも毎年の年収の変動がすごいからなかなか気づかなかったけど(本が売れたりすると上がるので)、四半世紀やってきて、とにかく全体の相場は暴落していて、私の生活も大打撃を受けていることにやっと気づいたのだ。

We have summarized this news so that you can read it quickly. If you are interested in the news, you can read the full text here. Read more:

BFJNews /  🏆 9. in JP

South Africa Latest News, South Africa Headlines

Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.

「なぜ死なずに逃げたのか」ラバウルで生還した水木しげるさんに上官は言った【戦後77年】「なぜ死なずに逃げたのか」ラバウルで生還した水木しげるさんに上官は言った【戦後77年】ハフポスト日本版の記者(2013年4月から2023年7月まで)。1976年埼玉県生まれ。産経新聞社、フリーランス、ライブドア、ドワンゴを経て現職。著書に「封印作品の謎 」(太田出版)、「パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)」(洋泉社)など。
Read more »

「餓死・孤独死も人ごととは思えない」…民間のボランティアに丸投げせず、国は責任を果たして「餓死・孤独死も人ごととは思えない」…民間のボランティアに丸投げせず、国は責任を果たして1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »

「殺すな!ガザ地区停戦緊急行動」に1600人「殺すな!ガザ地区停戦緊急行動」に1600人1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »

デモ報道にSNSで苛烈なバッシング「当事者」「被害者」に依存しない運動を模索すべき時に来ているのではデモ報道にSNSで苛烈なバッシング「当事者」「被害者」に依存しない運動を模索すべき時に来ているのでは1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »



Render Time: 2025-02-26 10:13:23