1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
ちなみに生活保護を利用する人における高齢者の割合は高く、半数以上が65歳以上の高齢者。厚生労働省の「被保護者調査」(2019年)によると、「高齢者世帯」は55.6%。とにかく社会保障費を削りたい政権にとって、保護世帯の半数を占める高齢者の保護基準引き下げは「手っ取り早く削れる部分」なのだろう。が、それによって一人ひとりの生活は今以上に破壊される。なぜ、そこをしっかり見ようとしないのか。もう見捨てているとしか思えない。また、「働けるのに怠けている」などの批判を浴びやすい生活保護だが、「高齢者世帯」55.6%についで多いのが「障害者・傷病者世帯」で25.3%。実に高齢者と病気や障害で働けない人で80.9%を占めるのだ。そこで発表されたデータによると、13回までの相談総数は1万2936件。男性は56%、女性は43.2%。世代別で見ると、もっとも多いのは50代で27.3%。
そのうちもっとも多いのは「借金」で314人。ついで「その他」で170人。これはカードローンや奨学金が多いという。次に多いのは「住宅ローン」で165人。その次は「家賃」で151人。そこから「公的保険料(医療・年金)」119人、「公共料金」110人、「税」103人と続く。「感染で仕事を休んだことでクビになった」「濃厚接触者となって自宅待機を命じられたがなんの保証もない」「高齢の夫がコロナで死亡し、生活が苦しい」など。 この制度には、「貧しい人に借金させるのか」「コロナ禍での国のメインの困窮者支援策が給付ではなく貸付とは何事か」と批判も多かったのだが、貸付総数は約335万件で総額は1兆4268億円。住民税非課税世帯などは返済が免除されるが、すでに10月の時点で免除申請は貸付を受けた人の3割以上にのぼっている。また、自己破産も7500件以上確認されている。返済免除の対象はもっともっと拡大されるべきだろう。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
「殺すな!ガザ地区停戦緊急行動」に1600人1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »
デモ報道にSNSで苛烈なバッシング「当事者」「被害者」に依存しない運動を模索すべき時に来ているのでは1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »
「私は人間の顔をした動物ですか?」〜イスラエル大使館前に響いた悲痛な声1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...
Read more »