デモ報道にSNSで苛烈なバッシング「当事者」「被害者」に依存しない運動を模索すべき時に来ているのでは

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デモ報道にSNSで苛烈なバッシング「当事者」「被害者」に依存しない運動を模索すべき時に来ているのでは
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1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...

その怒りは、もちろん理解できる。しかしこの場合、怒りの矛先は先進国で30年間、唯一賃金が上がらない国の舵取りをしてきた政府にこそ向けられるべきではないかと思うのだ。が、今回もおなじみの「弱いものがさらに弱いものを叩く」光景が繰り広げられている。もし、自分がウナギも食べ放題で旅行も行き放題、貯金が何億円もあって好きなことしかしてない生活だったら、ここまで腹が立っただろうか? いや、そこまで大金持ちじゃなくても、自らがそこそこ認められ、そこそこ幸せと感じていたら、公的福祉を利用する人たちに心ない言葉を吐く必要はないような気がして仕方ないのだ。

2000年代、日本が凋落していくと同時に公務員バッシングが始まり、次いで生活保護バッシングも苛烈になった。が、バブルの時代を思い出してほしい。公務員を「特権」的に語る人なんて存在しなかったではないか。逆に稼げない仕事、地味な仕事と敬遠されていた。それが今や、生活保護まで特権扱いする人がいるのだから世も末とはこのことだろう。 思えば「失われた30年」で日本のGDPは7割程度にまで落ち込み、賃金は上がらないのに国民負担率(社会保険料と税金の合計が国民所得に占める割合)は上がり続け、5割に迫る勢いだ。1980年代は3割だったのに、である。この30年間、日本で暮らしてきた人は、よほどの富裕層でない限り、何か大いなるものを奪われたと感じている。その苛立ちは、なぜか巨悪ではなく「不正にすらならないようなことをした、決して自分に仕返ししてこない対象」に向けられる傾向がある。それが今回のデモだったり、不倫した芸能人だったりするというわけだ。今回デモに参加した人たちは、デモ後しばらく経ってから公開された記事がきっかけで突然バッシングの嵐に巻き込まれ、本当に恐ろしい思いをしたと思う。特にSNS上の攻撃は、当人にとっては世界中から銃口を向けられているような恐怖だ。私も経験があるからよくわかる。そんな攻撃によって、これまで多くの人が命を奪われてきたことは誰もが知る通りだ。派遣切りなどによって職も住まいも所持金も失った500人以上が日比谷公園のテントで年を越した6日間。派遣村は正月休み返上のボランティアたちによって運営されたのだが

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