車でAMラジオが聴けなくなる日 EVで排除進む
AMラジオの放送はいまではスマートフォンでも聴けるし、車の中でスマートフォン経由で流している人もいるだろう。とはいえ、技術的な問題からAMラジオの受信機を搭載しないEV(電気自動車)が増える現在、何かが失われつつあるのもまた確かだ。
これまでに、テスラやボルボ、BMWなどが、販売・開発しているすべてのEVでAMラジオを非搭載にしている。いずれも、EVの推進システムから発生する強力な電磁力による干渉を防ぐのが難しいことを理由に挙げている。業界関係者によると、AMラジオを搭載する車は、米連邦通信委員会(FCC)が定める放送品質の信号要件を満たす必要があるという。FMラジオや衛星ラジオ、インターネット経由のチャンネルなど、ほかの車載オーディオシステムはこうした電磁力の干渉を受けない。 ベビーブーム世代は、日が暮れるとAMラジオのダイヤルをいじってはデトロイトの「WJR」やシカゴの「WGN」といった放送局に周波数を合わせ、そこから流れてくるお気に入りのポップスやロックを聴いて育った。米国の内陸部はおおむね平坦な地形なため、AMラジオの電波は日中も地上の障害物の影響をあまり受けず、夜間は電波が大気上層部の電離層で反射するのでさらに遠くまで届く。
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