「男性も育児をするのが当然」と言われるようになりました。でも実際は、男性の育児時間は女性を大幅に下回るなど、子育ての負担は女性に偏っています。少子化の一因ともされる、この男女格差をなくし、共に子どもを...
「男性も育児をするのが当然」と言われるようになりました。でも実際は、男性の育児時間は女性を大幅に下回るなど、子育ての負担は女性に偏っています。少子化の一因ともされる、この男女格差をなくし、共に子どもを育てる社会をつくるにはどうしたらいいのか。札幌の2組の夫婦と専門家を取材し、ヒントを探りました。（くらし報道部...
12年に長女が生まれ、生後8カ月で千春さんが職場復帰したのに合わせ、2度目の育児休業を取り、約1年5カ月休んだ。家族との時間を大切にするため、転勤のない仕事をしたいと考え、育休中、税理士の資格取得の勉強もしていた。税理士の仕事では「イクメンとワーキングマザー」を応援している（井上浩明撮影）税理士の板倉さんが仕事で掲げるのは「イクメンとワーキングマザーをサポートする」。顧問契約する企業の経営者に対し、育児中の職員への配慮を助言したり、在宅勤務の環境を提案したりする。「楽しそうに育児する男性が増えてほしい」と板倉さんは話す。
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