台風14号「コイヌ」は、発達しながら、10月2日(月)から4日(水)頃にかけて沖縄の南を進むでしょう。先島諸島を中心に大荒れの天気や大しけとなる恐れがあります。西日本や東日本の南には前線が停滞し、前線に向かって、台風周辺の湿った空気が流れ込む見込みです。
台風14号は、今後は北よりから次第に西よりに進路を変えて、予報円の中心を進めば、10月2日から4日頃にかけて沖縄の南を西へ進む予想です。海面水温が30℃以上と高い海域を進むため発達し、暴風域を伴って、3日には「強い」勢力となるでしょう。台風の勢力とは最大風速で決まり、「強い」勢力とは強い方から3番目のレベルです。沖縄では3日から5日頃にかけて波が高くなり、宮古島や石垣島など先島諸島では大しけとなる恐れがあります。先島諸島を中心に雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れもあります。最新の台風情報に注意し、早めの台風対策をなさってください。
また、前線が西日本から東日本の南に延び、前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込むでしょう。前線の活動が活発化し、前線の位置によっては西日本や東日本の太平洋側に活発な雨雲がかかる可能性もあります。まだ前線の位置の予想に幅があるような状況ですので、最新の気象情報を確認してください。台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
土日 前線や低気圧が通過 広く大気の状態が不安定 落雷・突風・激しい雨に注意(気象予報士 吉田 友海)30日(土)から10月1日(日)は、低気圧や前線の影響で、西日本から北日本にかけて大気の状態が非常に不安定になるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。
Read more »
2週間天気 異例の残暑の出口が見えた 南には熱帯低気圧 10月も台風発生の可能性(気象予報士 吉田 友海)この先2週間の天気と気温の傾向です。天気は秋らしく周期変化となるでしょう。最高気温は10月5日(木)頃までは平年より高いですが、その後は平年並みに。ようやく厳しい残暑が収まりそうです。南の海上では台風の卵ともいえる熱帯低気圧が発生し、今後の動向に注意が必要です。
Read more »
今夜は満月の「中秋の名月」 天気は? 満月と中秋の名月が一致するのは次回は7年後(気象予報士 吉田 友海)今夜(29日)は中秋の名月です。今年の「中秋の名月」は満月です。「中秋の名月」と満月の日付がずれることは度々起こり、次に中秋の名月と満月の日付が一致するのは7年も先になります。今夜は晴れて、お月見をできる所が多くなりそうです。
Read more »