企業が社会課題を解決、もうけもしっかり 「READYFOR」代表・米良はるかさん【インタビュー】

South Africa News News

企業が社会課題を解決、もうけもしっかり 「READYFOR」代表・米良はるかさん【インタビュー】
South Africa Latest News,South Africa Headlines
  • 📰 jijicom
  • ⏱ Reading Time:
  • 46 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 22%
  • Publisher: 63%

事業の収益化と社会問題の解決は、事業者にとって二者択一と思われがちだ。だが、近年、両立を掲げ、社会へポジティブなインパクト(影響)を与えることを目指す「インパクトスタートアップ(IS)」が急成長を遂げている。2022年10月には国内で業界団体「インパクトスタートアップ協会(ISA)」も設立された。先導したのは、ネット上で不特定多数から小口の資金を募って事業化につなげる「クラウドファンディング(CF)」の支援サイトを11年に日本で初めて立ち上げた「READYFOR」(東京都千代田区)の米良(めら…

事業の収益化と社会問題の解決は、事業者にとって二者択一と思われがちだ。だが、近年、両立を掲げ、社会へポジティブなインパクト(影響)を与えることを目指す「インパクトスタートアップ(IS)」が急成長を遂げている。2022年10月には国内で業界団体「インパクトスタートアップ協会(ISA)」も設立された。先導したのは、ネット上で不特定多数から小口の資金を募って事業化につなげる「クラウドファンディング(CF)」の支援サイトを11年に日本で初めて立ち上げた「READYFOR」(東京都千代田区)の米良(めら)はるか代表だ。米良さんは「もはや『社会課題の解決=もうけない』ではない。ISへの投資の流れを作り、利益を上げることができれば、課題に継続して取り組んでいくことができます」と話す。(時事通信大阪支社...

実際、世界ではそうした企業が台頭してきている。民間調査によると、1990年以降に設立された257社のISが、創業年数が短いにも関わらず10億ドル以上の企業価値が見込まれる未上場ベンチャー「ユニコーン企業」と評価されている。経産省もREADYFORを含む国内30社を「J―Startup Impact」として選定、官民で集中的に支援していく方針だ。こうした流れを受けて、米良さんら5人の起業家がISAを立ち上げた。これまでは、「投資家側から収益について問われても、自分達のやりたいことまでうまく説明ができていませんでした。資本主義の場合、どうしても収益を追求しなければいけないので、投資家との対立軸になりがちなインパクトの追求は、事業者には言及しづらいキーワードでした」と語る。

1年目は、会員や政府関係者などで集まって資金調達方法などについて議論をしたり、経済団体と協定を結んだりした。「思った以上にムーブメントになった」と好感触だ。会員からは「(協会ができてから)資金調達がしやすくなった」などの声が上がっているという。2年目は事業者と投資家の間の相互理解をさらに深めたい考え。「投資家側も、収益だけでなく、インパクトという新たな指標が出てくると、それを理解しなければいけませんし、事業者側もある種平準化した形で伝えていく必要があると思うんです」と意欲的だ。米良さんが「クラウドファンディング」の世界に飛び込んだきっかけは、大学院生時代に米国留学したことだ。現地でインターネット上で不特定多数の個人から小額ずつ寄付を集め、支援された側だけでなく支援する側も、一緒に活動し、喜びを分かち合うという仕組みを目にして感銘を受けた。

「昔は寄付は『陰徳の美を追究しろ』と秘すべきものという感じでした。文化を変えるのは時間がかかりますが、今は若い人であるほど、芸能人もアスリートも寄付したことを表明し、関心がある人が『格好良い』という変化が徐々に起こってきています。能登半島地震では、『災害が起きたら、まずは寄付する』というのが当たり前になっていた気がします」と手応えを感じている。

We have summarized this news so that you can read it quickly. If you are interested in the news, you can read the full text here. Read more:

jijicom /  🏆 32. in JP

South Africa Latest News, South Africa Headlines

Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.

「まだファン・サポーターの皆さんに認めてもらえていない」。J復帰のFC東京・遠藤渓太の決意/インタビュー「まだファン・サポーターの皆さんに認めてもらえていない」。J復帰のFC東京・遠藤渓太の決意/インタビュー【Jリーグ インタビュー】今季、FC東京に新加入した遠藤渓太が3月2日の明治安田J1リーグ第2節・サンフレッチェ広島戦に先発出場し、約3年半ぶりにJリーグのピッチに立った。
Read more »

pecoさんが振り返る、新しい家族のかたちを模索した日々「奇跡のような出会いだった」【インタビュー】pecoさんが振り返る、新しい家族のかたちを模索した日々「奇跡のような出会いだった」【インタビュー】株式会社みがく代表。ジェンダー、教育、暮らし、ビジネス領域を中心に企画・取材・執筆。構成担当の書籍に『女に生まれてモヤってる!』(小学館) 、『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』(KADOKAWA)、『性の多様性ってなんだろう?』(平凡社)など。
Read more »

【インタビュー】フランスで即完売の美しきロゼ、セント マルガリート アン プロヴァンスが日本に本格上陸【インタビュー】フランスで即完売の美しきロゼ、セント マルガリート アン プロヴァンスが日本に本格上陸|![CDATA[オリヴィエ・フェイヤール。セント マルガリ―ト アン プロヴァンスCEO兼醸造家。ファミリーで丁寧なワイン造りを行うことを大切にしている。フェイヤール家はオリヴィエを長男とする4人兄...
Read more »

【インタビュー】公共空間で体感する、大迫力のジェネラティブ・アート『Poems in Codeージェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像』展【インタビュー】公共空間で体感する、大迫力のジェネラティブ・アート『Poems in Codeージェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像』展ザック・リーバーマンは、クリエイティブ・コーディングのためのオープンソースツール「openFrameworks」の共同開発者で、コードを通じた詩的表現の可能性を探る学校SFPCの共同設立者でもある。恵...
Read more »

フジタカコ「HEROINE」インタビュー|22歳のSSWが1stアルバムで描く“ヒロインになる瞬間”フジタカコ「HEROINE」インタビュー|22歳のSSWが1stアルバムで描く“ヒロインになる瞬間”東京都出身、22歳のシンガーソングライター・フジタカコが1stフルアルバム「HEROINE」をリリースした。
Read more »

いつか『テトリス』が恐ろしい病気の治療に役立てば幸いです―eスポーツ、映画、そして「Tスピン」…チェコの地で出会った生みの親アレクセイ・パジトノフ氏が語るもの【インタビュー】いつか『テトリス』が恐ろしい病気の治療に役立てば幸いです―eスポーツ、映画、そして「Tスピン」…チェコの地で出会った生みの親アレクセイ・パジトノフ氏が語るもの【インタビュー】過日、チェコGDS2023会場でのゲムスパ独占インタビューをお届け!
Read more »



Render Time: 2025-02-25 17:36:58