将棋の第17回朝日杯オープン戦決勝、藤井聡太8冠(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)対永瀬拓矢九段(31)が10日、東京・有楽町の「有楽町… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
後手の藤井は時間を削られた。永瀬がぶつけてきた矢倉に、「予想をしていませんでした。認識のない形で神経を使う展開になりました」と終局後、振り返る。気がつけば各40分の持ち時間のうち、永瀬は39分も残しているのに対し、藤井はわずか1分。「残り時間が厳しいかな。少し自信のない感じでしたが、全体に難しい局面が長かった。最後に崩れたのが残念」と話した。本年度はこれで42勝7敗。中原誠16世名人が67年度に達成した8割5分5厘(47勝8敗)の更新がかかる。あとは準決勝まで進出しているNHK杯トーナメントと、4日の第1局で同学年の伊藤匠七段(21)と持将棋の末に引き分けとなった棋王戦5番勝負が残っている。まずはNHK杯で連勝して優勝するのが第1関門。そのうえで棋王戦で3連勝して初防衛すれば、47勝7敗で勝率8割7分となり、辛うじて上回る。もう1つも落とせない。
◆朝日杯 07年創設。全棋士と3人の女流棋士、10人のアマチュア強豪が出場する。1次予選、2次予選、本戦とすべて一発勝負の勝ち抜き戦。18年は藤井が15歳6カ月の史上最年少記録で制した。今回は1次予選決勝で西山朋佳女流四冠名人(白玲・女王・女流名人・女流王将=28)が佐々木大地七段を下し、女流棋士として初突破(2次予選で佐藤康光九段に敗退)。優勝賞金は750万円。
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