将棋で史上初の8大タイトル独占を果たした藤井聡太8冠(21=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)が同学年の伊藤匠(たくみ)七段(21)の挑戦を受け… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
将棋で史上初の8大タイトル独占を果たした藤井聡太8冠(21=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)が同学年の伊藤匠(たくみ)七段(21)の挑戦を受ける、第36期竜王戦7番勝負第3局が25、26の両日、福岡県北九州市「旧安川邸」で行われ、後手の藤井が96手で伊藤を破り、シリーズ対戦成績を3勝0敗とした。攻めて攻めて、攻め倒した。伊藤の得意とする戦型「相掛かり」を堂々と受けて立った。「一歩を取らせるような形になり、その代わりに何か主張を作れる展開になるかなと思っていた」。力戦調の将棋となり、1日目は長考合戦。藤井が1時間43分考えた44手目の封じ手は、角道を通す突き歩。「封じ手のあたりは自信のない形で戦いになってしまった」。封じ手は反撃の一手となり、盤上では両者の強気と強気がぶつかり合い、激戦になった。
中盤での攻め合い。60手目、藤井は相手の金取りを逃げずに、伊藤玉のすぐ脇に金取りの歩を打ち込む。相手の攻めを誘う「どうぞ来なさい」という横綱相撲を見せつけた。終わってみれば、藤井がリードを少しずつ広げて勝ちきる、これまた「横綱相撲」。際どい寄せ合いを制した。 前人未到の全8冠制覇を達成後も緩まない。タイトル戦では敗退なしの18連勝中。昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人のタイトル戦19連勝の大記録に肩を並べるまで、あと1勝に迫った。第4局に向け「防衛のことはあまり考えずに、2日間、集中して指したい」。盤上没我。21歳の横顔には威風が漂う。【松浦隆司】
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