空気を読み、ネットの反応も気にかけつつ、コンプライアンスは常に意識しながら…。細かい束縛が多くて何かと息苦しいのが現代だが、社会の構造そのものが理不尽だった時代に、とてつもないエネルギーと情熱で世の中を変えた人がいる。米国出身の女子テニスの名選手、ビリー・ジーン・キング。彼女がいなければ、歴史の進み方は遅々としていたに違いない。(時事ドットコム編集部 冨田政裕)
テニス好きの人ならご存知だろう。かつて「フェド・カップ」として知られた女子の国別対抗戦は「ビリー・ジーン・キング・カップ」に改称され、全米オープンの会場も今では「ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター」と呼ばれている。
プロスポーツを見慣れた現代人の感覚からすれば奇妙なほど公正を欠いている。しかし当時はそもそも女性がスポーツを続けること自体が難しかった。女性の幸福とは、結婚して子を産むことと認識されていた時代。同じアマチュアで競技をするにしても、男子と違って女子はあらゆる面で冷遇されていた。
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