1982年に中学の同級生だった大槻ケンヂ(Vo)と内田雄一郎(B)によって結成。インディーズでの活動を経て、1988年にアルバム「仏陀L」にてメジャーデビューを果たす。1989年に橘高文彦(G)と本城聡章(G)が加入し、「日本印度化計画」「これでいいのだ」「踊るダメ人間」などの名曲を発表。特に「元祖高木ブー伝説」はチャートトップ10入りを記録し、大きな話題に。大槻による不条理&幻想的な詩世界とテクニカルなメタルサウンドが好評を博すものの、1998年7月のライブをもって活動を“凍結”。各メンバーのソロ活動を経て、2006年末に大槻・内田・橘高・本城の4人で活動再開を果たす。2007年9月には約10年ぶりのオリジナルアルバム「新人」をリリース。東京・日本武道館公演や「FUJI ROCK...
だけど筋肉少女帯の35周年記念ソングでもあるんで、「ちょっとそのタイトルだとわかりにくい部分もあるからどうかな?」って再考して、最初の「医者にオカルトを止められた男」になったという。35周年だし、このバンドっぽいなということで。そうだ。歌詞をよく読むと、主役はこのサイキックアイドルの女の子ではなく、医者にオカルトを止められた男のほうなんだなって思い直したんだ。だからこれは長い長いストーリーの序章で、基本的には医者にオカルトを止められた男のお話なんだけれども、発端はサイキックアイドル握手会から始まる、みたいな気持ちだったかな。楽曲が届いたとき、同じフレーズが何度も繰り返されるから、これは歌詞を聴かせる曲にしたほうがいいんだろうなと僕は思って。それで徹底的にナレーションものにしようと考えて作った経緯がありました。あと、これは意図したのかどうか僕はわかんないけど、この物語が果たして現実なのか、それとも男の中だけのものなのかっていうニュアンスが30年前の「レティクル~」ともリンクしてる感じも面白いなと思った。ちょうど歌詞を書く前に、声優の野水伊織さんとホラー映画についてのトークイベントをやりま
だけど筋肉少女帯の35周年記念ソングでもあるんで、「ちょっとそのタイトルだとわかりにくい部分もあるからどうかな?」って再考して、最初の「医者にオカルトを止められた男」になったという。35周年だし、このバンドっぽいなということで。そうだ。歌詞をよく読むと、主役はこのサイキックアイドルの女の子ではなく、医者にオカルトを止められた男のほうなんだなって思い直したんだ。だからこれは長い長いストーリーの序章で、基本的には医者にオカルトを止められた男のお話なんだけれども、発端はサイキックアイドル握手会から始まる、みたいな気持ちだったかな。楽曲が届いたとき、同じフレーズが何度も繰り返されるから、これは歌詞を聴かせる曲にしたほうがいいんだろうなと僕は思って。それで徹底的にナレーションものにしようと考えて作った経緯がありました。あと、これは意図したのかどうか僕はわかんないけど、この物語が果たして現実なのか、それとも男の中だけのものなのかっていうニュアンスが30年前の「レティクル~」ともリンクしてる感じも面白いなと思った。ちょうど歌詞を書く前に、声優の野水伊織さんとホラー映画についてのトークイベントをやりまして。野水さんオススメのホラー映画の中に「デッドゾーン」も入っていて、僕も昔観て大好きだったんでひさしぶりに観直したんです。「デッドゾーン」は手を握ると相手の未来が見えてしまう男の話なんだけど、この人、自伝を書いてサイン会をやることになったら握手を求めてきた読者の未来が全部見えちゃって大変だろうなって。そう思った瞬間、パパババッとこの歌詞ができたんです。ちなみに僕は今、ぴあのサイトで「今のことしか書かないで」というエッセイと小説の中間みたいな連載を持っているんですけど、実はこの歌詞はそれとも「レティクル~」ともつながっていく誇大妄想的な世界観を構築するつもりで書きました。個人的にはミックスの段階で、遊び心っていうのかな? 聴いてくれた人へのお楽しみのつもりで、今までの35年の音をサンプリングして、いろいろと想起させるようなことをしてます。よく聴かないとちょっとわかんないんだけど。
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