清水草一の話題の連載。5気筒エンジン搭載の「アウディRS 3」に試乗し、かつての愛車に思いをはせた。
(げえっ、RS 3ってこんな「ランエボ」みたいなギトギトのクルマだったのか!)RS 3の最高出力は400PS、最大トルクは500N・mだという。私が乗っていたサンタナは110PSとか140PSくらいだったので、パワーは数倍になっている。首都高に乗り入れてアクセルを深く踏み込むと、400PSがさく裂し、5気筒らしい個性的なビートが伝わってきた。しかも700PS級スーパーカーみたいな加速! さすがニュル7分40秒748!(マイチェンモデルはさらにタイムを削って7分33秒!) あの牧歌的だったサンタナが、こんなギンギンのクルマになったのか! 別にサンタナがRS 3になったわけじゃないけど、かすかな血のつながりと、はるかに隔絶したパフォーマンスに感動する。
そういえば私は20年くらい前、中古車誌の取材で「ビッグクワトロ(アウディ・クワトロ)」に試乗させてもらったことがある。WRCを席巻した元祖クワトロの市販車バージョンで、エンジンはもちろん5気筒ターボでインタークーラー付き。学生時代、カー雑誌で見て血を沸き立たせた憧れのクワトロである。 光沢ブラックのハニカムグリルを備えたシングルフレームグリルとワイドな「RSバンパー」が目を引く「RS 3セダン」のフロントフェイス。今回試乗した車両のボディーカラーは「キャラミグリーン」と呼ばれるもの。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
第291回:なぜ新型「フリード」はカーマニアに人気なのか 【カーマニア人間国宝への道】清水草一の話題の連載。ホンダの新型「フリード」に試乗し、多くの支持を集める理由を探った。
Read more »
第292回:首都高をなぎ倒すくらいでちょうどいい 【カーマニア人間国宝への道】清水草一の話題の連載。首都高で「アストンマーティンDB12」に試乗し、スポーツカーについて考えた。
Read more »
第292回:首都高をなぎ倒すくらいでちょうどいい 【カーマニア人間国宝への道】清水草一の話題の連載。首都高で「アストンマーティンDB12」に試乗し、スポーツカーについて考えた。
Read more »
第291回:なぜ新型「フリード」はカーマニアに人気なのか 【カーマニア人間国宝への道】清水草一の話題の連載。ホンダの新型「フリード」に試乗し、多くの支持を集める理由を探った。
Read more »
第290回:小さな高級車否定論 【カーマニア人間国宝への道】清水草一の話題の連載。人気の「レクサスLBX」に試乗しながら、小さな高級車について考えた。
Read more »
ポルシェからニュル最速SUVの称号を奪還! 640PS/850Nmの“新王者”アウディRS Q8パフォーマンスがニュルブルクリンクで7分36秒698をマークアウディは6月25日、フラッグシップ・クーペSUV、「RS Q8」改良新型となる「RS Q8パフォーマンス」を発表。ニュルブルクリンクにおける量産… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
Read more »