日銀が17年ぶり利上げ決定、世界最後のマイナス金利に幕-YCC廃止

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日本銀行は19日の金融政策決定会合で、世界で最後のマイナス金利(マイナス0.1%)を解除し、17年ぶりの利上げを決めた。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定し、2013年4月以来の大規模な金融緩和政策は転換点を迎えた。

新たな政策金利については、無担保コール翌日物レートを目標とし、0-0.1%に誘導する。長期国債の買い入れは、おおむね従来と同程度の金額で継続する。長期金利が急激に上昇する場合は、毎月の買い入れ予定額にかかわらず、機動的に買い入れ額の増額や指し値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。

日銀が政策金利を引き上げるのは、2007年2月に無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.25%前後から0.5%前後に変更して以来。16年1月に導入が決まり、8年間にわたって続いてきた異例のマイナス金利に終止符が打たれた。 日銀が政策正常化に向けた一歩を踏み出したことで、市場の関心は今後の利上げや国債買い入れのペースに移る。植田和男総裁の発言などを踏まえ、解除後も緩和的な金融環境が続くことを既に織り込んでいるが、先行きの政策は経済・物価情勢次第。午後3時半からの総裁の記者会見や4月会合で議論する新たな経済・物価情勢の展望( 日銀会合結果を受けて東京外国為替市場では円売りが優勢となっており、対ドルでは発表直前の149円30銭前後から一時149円92銭まで下落した。債券相場は上昇し、新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低い0.745%で推移している。

日銀は金融政策の枠組みの見直しについて、最近のデータやヒアリング情報から、賃金と物価の好循環の強まりが確認されてきており、「展望レポート」の見通し期間終盤にかけて、2%の「物価安定の目標」が持続的・安定的に実現していくことが見通せる状況に至ったと判断したと説明。マイナス金利政策やYCCなどの大規模な金融緩和は「その役割を果たした」としている。 リスク性資産の買い入れは、2010年に導入した中央銀行として異例のETFと不動産投資信託(J-REIT)について新規購入を停止する。コマーシャルペーパー(CP)と社債の買い入れは、段階的に減額し、1年後をめどに終了する。 ブルームバーグが5-11日に実施したエコノミスト調査では、マイナス金利解除が今月との予想が38%、4月会合は54%だった。こうした見通しとは別に、今月会合で解除される可能性を尋ねたところ、90%があると回答した。日銀会合注目点:17年ぶり利上げと具体策、正常化プロセスにも関心日銀がマイナス金利解除の是非議論、春闘集計踏まえ判断-関係者

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