新型「メルセデス・ベンツEクラス」に早くも「オールテレイン」が登場。ワゴンをベースに車高を高く設定した、先代でも人気を博したクロスオーバーモデルだ。果たして進化のレベルはいかほどか!?
2024年春に上陸した新型Eクラスのオールテレインは、ステーションワゴンの車高をちょっぴり、より正確には40mmほど上げたクロスオーバーである。Eのオールテレインとしては2代目で、日本仕様は最高出力197PSの2リッター直4ディーゼルターボ(IGS搭載)のE220dのみ。本邦ではEクラス唯一のディーゼル+4WDモデルでもある。
そのドライビングインプレッションをば、早速始めましょう。まずもって着座位置がふつうのEクラスよりちょっぴり高い。最低地上高を上げているのだから当然です。これによって外観だけでなく、微妙にSUVっぽく感じる。それゆえか、新型Eクラスの特徴である「MBUXスーパースクリーン」が新鮮で、筆者は一驚した。助手席にまで液晶スクリーンが広がっている。デジタルワールドはアウトドアへと拡張しつつある! 走り始めてすぐに気づくのは、ふわふわの乗り心地と、どた靴みたいなタイヤのフィールである。ふわふわなのは、可変ダンパーとエアサスペンションを組み合わせた「AIRMATIC」を標準装備しているからだ。ストローク量がたっぷりあって、直径1mぐらいの風船の、健康器具のバランスボールに乗っかったみたいな快適な乗り心地を提供してくれる。
新型「メルセデス・ベンツEクラス」の第3のボディータイプとして日本にやってきた「E220d 4MATICオールテレイン」。「クーペ/カブリオレ」が「CLE」としてスピンアウトしたため、これでラインナップが完成ということになる。
Eクラス セダン Eクラス ステーションワゴン メルセデス・ベンツ インプレッション
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