東京の放送局（ニッポン放送）にいながら「阪神ファン」を公言してきましたので、安全保障環境などが動くこの時期も、実はクライマックスシリーズから日本シリーズに至る阪...
東京の放送局（ニッポン放送）にいながら「阪神ファン」を公言してきましたので、安全保障環境などが動くこの時期も、実はクライマックスシリーズから日本シリーズに至る阪神タイガースの動向が気になって仕方がありませんでした。特に、日本シリーズのカードが阪神対オリックス・バファローズと決まり、「５９年ぶりの関西ダービー」なんて報じられるようになると、もう内心は気が気じゃありません。「ん〜、関東のパ・リーグ球団が日本シリーズに進出してくれていれば、こんなに悩まなくて済むのに…」しかし、やっぱり言霊というものはあるんでしょうか？ うわ言のように「阪神、阪神」と言い続けていたら、第３戦が始まろうという火曜日の夕方、さる筋から「明日のチケットがあるけど、行くか？」という天啓のような一言が！...
ちょうど、オリックスのラッキーセブンが始まるタイミング。３―１で阪神リード。まさに後ろ髪引かれる思いでスタンドを後にし、宗の２点タイムリーで同点に追いつかれた速報に気づいたのが、大阪・梅田駅に着いたときでした。 その後、大山のタイムリーで阪神がサヨナラ勝ち！ ２勝２敗に追いついたわけですが、それを知ったのは三河安城駅を通過した東海道新幹線の車内でした。よし、祝杯！ と思えど、ワゴン販売は待てど暮らせど来てくれません。ただ、阪神はその試合から連勝で王手、そして日本一の高みに上り詰めました。サヨナラを見逃したのも、一生の思い出になりましたね。 ■飯田浩司（いいだ・こうじ） １９８１年、神奈川県生まれ。２００４年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のＯＫ！Ｃｏｚｙ ｕｐ！」（月〜金曜朝６―８時）を担当。趣味は野球観戦（阪神ファン）、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。
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