流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、カナダのコンビニ大手が行った買収の提案について、買収価格が低く現時点で受…
流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、 カナダ のコンビニ大手が行った買収の提案について、買収価格が低く現時点で受け入れられないなどとする意見をまとめたことがわかりました。セブン&アイは近くこうした内容を相手側に伝え、その回答などを受け、提案を受け入れるかどうか判断するものとみられます。
流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、カナダに本社があり、世界各国でコンビニやガソリンスタンドなどを手がける「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案があったことを明らかにしていて、社外取締役のみで構成される特別委員会を設置して、提案を受け入れるかどうか検討を行っています。 関係者によりますと、会社は5日開かれた取締役会で、特別委員会から、現段階でのセブン&アイとクシュタール社双方の事業評価のほか、提案を受け入れるメリットとデメリットなどについて、報告を受けたということです。またセブン&アイではクシュタール社が買収提案を行った背景や、日本のコンビニ事業への関心なども見極めたいとしていて、近くこうした内容を相手側に伝え、その回答などを受け、提案を受け入れるかどうか判断するものとみられます。1980年にカナダのケベック州にコンビニの1号店を出店したあと、アメリカの「サークルK」の運営会社やヨーロッパでガソリンスタンドを運営するノルウェーの会社を買収するなど、積極的に買収や合併を行って事業を拡大してきました。多くの店舗はガソリンスタンドに併設され、サンドイッチやピザといった食品や飲み物を販売するなど日本のコンビニとは異なる形態をとっています。
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