アバルトは10月11日、新型EV(電気自動車)「500e」のオンライン発表会を開催した。
発表会では、ステランティスジャパン 代表取締役社長 打越晋氏が発表会会場ではなく、実際に500eをドライブしながら登場。EVにもかかわらず、アバルトのハイパフォーマンスエキゾーストシステム「レコードモンツァ」のエキゾーストノートを忠実に再現した「サウンドジェネレーター」によるエンジン音を響かせながら「こんな電気自動車、いままでありましたかね! エンジンサウンドだけでなく、先ほどS字コーナーを抜けてきたのですが、パッケージが素晴らしいのでコーナーが楽しくて楽しくて。こんなに運転上手だったかな? と思うような、本当に楽しくてしょうがないクルマです」と500eの印象を語った。続けて、アバルトプロダクトマネージャー 阿部琢磨氏が500eについて説明。「電動化したアバルトを作る唯一の理由は、最高のパフォーマンスを追求することです。これまで以上に本物のアバルトとして、特徴的なスタイルとスリリングなドライビング体験、高度なテクノロジーをアドレナリンに、アバルト...
サソリの爪にインスパイアされた18インチのダイヤモンドカットアルミホイールは、独特なスポーク形状がホイールの真円度を際立てつつ、車両側面から見たバランスを優れたものとしているという。また、同じくサソリの爪をモチーフとしたフロントバンパーと、空力的なサイドウイングで優れた強度と構造を作り上げているとした。加えて、フロントエアダムは機能的であるだけでなく、サソリの足をイメージした独特のデザインとなっている。 500eのフロントグリルには、パフォーマンスと革新、楽しさと持続可能性の結合を表すブランドの象徴として、ダークチタングレーのアバルトレタリングを初採用。サイドエンブレムはアバルトブランドの変革を示すものとし、稲妻の放電によって描かれたかのような新しいデザインとなった。リアは、コンパクトながら踏ん張り感のあるリアフェンダーとLEDリアランプ、アクセントにもなっているリアディフューザーを装着。カブリオレでは、ブラックの幌にブラックのリアスポイラーを装備し、ハッチバックモデルではボディ同色のリアスポイラーとなる。インテリアは黒をベースとしながらブルーとイエローのダブルステッチ、クロームのドアシル、アルカンターラ素材を使用して質感が高められた。フルTFT7インチのインストルメントクラスターは高解像度ディスプレイにより、鮮明で滑らかなグラフィックスを表示し、エンターテイメントやセーフティ機能、ナビゲーションなどさまざまな情報を提供。
スコーピオンの爪をイメージしたステアリングホイールには、古いラリーホイールをオマージュした3本スポークと鮮やかなブルーのトップマークを配置し、シックな中にもスポーティなイメージを取り入れた。シートはスコーピオンをイメージしたエンボス加工が施され、快適さと適度な横方向へのサポートを実現。ヘッドレスト一体型でシグネチャーロゴを配置し、アルカンターラ素材とともにブルーとイエローの印象的なダブルステッチで機能性とデザイン性を両立させている。加えて、運転支援機能として、衝突被害軽減ブレーキやレーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグディション、ブラインドスポットモニターなども採用されている。動力性能について阿部氏は「キビキビとした市街地ドライブ、ワインディングロードでこれまでで最も応答性が高くエキサイティングなドライビング体験を提供します。アバルトユーザーが運転に慣れている普段の場所で、より洗練されたエキサイティングなパフォーマンスを体験できるようになります」とした。
フィアット 500eのドライビングモジュール、バッテリモジュールをベースとしながら、低中速域での気持ちよいドライビングの実現にフォーカスした車両開発を実施。小型で軽量、レスポンスに優れた最高出力114kW(155PS)、最大トルク235Nmを発生するEDM(Electric drive module)を搭載し、薄型バッテリにより車両を大きくすることなく小型・軽量の車体を実現した。ボディは「595」「695」に対してトレッドを60mm拡幅するとともに、ホイールベースを24mm伸長することで、重量のあるバッテリを中心に配置し、前後重量配分を57:43としてクイックなハンドリングと安定性を両立。これにより、20-40km/h、40-60km/hの中間加速では、695より約1秒早いタイムを記録し、40km/h~60km/hの加速は1.5秒とガソリンエンジン車よりもはるかに速いとしている。
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