「巨人ファンなので。始球式がしたい」―。うれしいじゃないですか。パリ五輪のレスリング男子グレコ７７キロ級で金メダルに輝いた日下尚選手です。スポーツ報知には子供時代の「残念な球歴」が紹介されていたけど
、ドンマイだ。満員の東京ドームで堂々のリベンジを果たしてほしい。知事の始球式での災難というと、２０１８年４月１７日、新潟でのＤｅＮＡ・巨人戦を思い出す。こっちはけがではなくスキャンダルだった。当時の米山知事が務める予定も直前に「文春砲」を被弾。登板はドタキャンされた。
個人的にはぜひとも見たかったな。東大卒の医師であり弁護士でもあり、その頭脳明晰（めいせき）さは知られているが、身体能力も抜群だったりする。前年にはマウンド上でバク宙も披露。この人だったら室伏広治さんの球速１３１キロを上回る…って、今さらどうでもいいだろ。この時短は始球式に登場したレジェンドのおかげだったりして。「人間ピッチクロック」こと上原浩治さん。球団史上最も投球テンポの良かったエースです。 そんなわけで又木がやらかしてしまった。「絶対やってはいけない」と言われると、やりたくなるのが人間なのか。いきなり歩かせて、あとはご覧の通り。事実上、試合はたったの２５分で終わった。それって時短じゃないですから。気分を変えて金メダル始球式。体操３冠王の岡選手も来てくれないかな。我らが阿部監督との「慎之助バッテリー」。ただ、けがされると申し訳ないのでマウンドでのバク宙をお願いするのはダメ、絶対。
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