今回の試乗で一番感じたことは、このクルマが次世代を見据えて作られているというその1点である。旧世代の人間にとっては慣れる必要がある。
そもそも、プラットフォームがBEV専用の「SEA」と呼ばれるもの。このプラットフォームのおかげなのだろうか、コンパクトな外観に似合わず、インテリアの居住性は合格点が付けられる。インテリアを広く見せているもう一つの理由は、徹底的にシンプルさを貫いていることにあると思う。まあ、これには功罪あって、この部分が冒頭に記した旧世代の人間は慣れる必要があると評した部分である。
一旦セットしてしまえばドライバーが変わらない限り動かすことはないと思っていたサイドミラーの操作も、ディスプレイから一度クルマのマークを押し、その後出て来るディスプレイからミラーのピクトグラムを選び、さらに左右をチョイスしてからステアリングに付く三角ボタンで上下左右をコントロールする。これになるとひと手間どころか数手間かかる。とにかく何をするにもディスプレイから呼び出す手間が必ず必要となる。ミラーの件はバックする際に左側のミラーを下げたかったのだが、この手間が必要だったというわけ。
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