27日、東京都・後楽園ホールにて東京女子プロレス『ALLRISE’23』が開催。山下実優がレジーナを下してプリンセス・オブ・プリンセス王座の初防衛に成功した。今回、山下の持...
今回、山下の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦したのは、“北欧の未確認モンスター”レジーナ。166cm 105kgの大型選手であり、今年5月には男子選手を下してFCF(Fight Club Finland)ヘビー級王座を戴冠するなど“無差別級”の強さを持っている。戦前の記者会見では、レジーナがコーヒーを片手に現れテーブルに両足を乗せながら「日本に来て1週間経つけど、日本のレスリングは私にとって楽勝で楽しいもの。彼女はかわいらしい弱々しいキックを使うけど、私には通用しないでしょう」と語るなど傍若無人な態度で臨んでおり、このベルトにひとしおの思いを持つ山下は静かな怒りと闘志を燃やしていた。
試合は大方の予想通り開始直後から大荒れとなり、山下が場外戦でこっぴどくやられて足を痛めてしまう。レジーナは身体全体で潰すかのようなエルボードロップを足へ見舞ったり、全体重をかけて足首を踏みつけたりとウエイトを活かしつつ的確な足への一点集中攻撃を展開。ぐったりとする山下にダイビング・ギロチンドロップを見舞って勝負を決めにかかる。 しかし、山下は雄叫びを上げてミドルキックを連打し、水面蹴りで巨木を刈り倒しリターンクラッシュ。山下はレジーナの巨体をジャーマン・スープレックスで投げきってクラッシュ・ラビットヒートを狙うが、足が痛んで倒れ込んでしまう。 レジーナは強烈なラリアットから垂直落下式リバースタイガードライバー。これを返されると信じられないといった様子で天を仰ぐレジーナはコーナートップへと上がっていくが、山下が地対空ハイキック。さらにバズソーキックやスピンキックを叩き込んでいき、再び垂直落下式リバースタイガードライバーを狙うレジーナを振り払ってScull Kickからクラッシュ・ラビットヒートを叩き込んで3カウントを奪った。バックステージに戻ったレジーナは「嘘はつけない。正直に言う。日本のレスラーにしては山下は大したものだと思う。ただ、握手をするには値しなかった」とだけ言い残して退席。
一方、山下は瑞希から奪ったベルトの重さを再確認しつつ「レジーナもミクスドマッチをやって、自分の国のチャンピオン。大きいだけじゃなくてスゴかったです。蹴っても蹴っても全然倒れない感じとか、メチャメチャ悔しかったけど、メチャメチャワクワクしました。レジーナは握手を求めてもツバを吐きやがったんで、次は私がフィンランドに行きたいですね。サウナにも入りたいしムーミンにも会いたいんで」とフィンランドまで乗り込んでいく意志を見せた。
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