NVIDIAは、6月4日から開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2024に先だって、同社の基調講演を台北市内の国立台湾大学総合体育館において6月2日夕刻(現地時間)に開催した。この中でフアンCEOは、同社のAI向けGPUロードマップについて触れ「我が社の方針は1年に1度新しい製品を投入するというもので、今年(2024年)はBlackwellを投入し、来年(2025年)はその改良版となるBlackwell Ultraを投入する計画だ。さらにその先にはRubinを予定しており、その翌年にはRubin...
通常COMPUTEXの基調講演は午前中か、午後14時頃などの2回程度行なわれるため、昼間に行なわれることが多いのだが、今回 NVIDIA が行なった基調講演は、夜19時に始まり21時過ぎに終わる、異例の時間帯に行なわれた。このため、フアン氏も聴衆を楽しませるビデオを放映したり、地元台湾の聴衆を楽しませるために中国語でのジョークを連発したりと、通常の基調講演とは異なるかなりくだけた感じの基調講演となった。 NVIDIA 版AI PCとなるRTX AI PC発表、700TOPSというNPUとは桁が違う性能を実現できるのが GPU ベースの NVIDIA の強みGeForce RTXには、 NVIDIA がTensor Coreと呼んでいる一種のNPUになるエンジンが内蔵されている。このNPU相当のエンジンは、 GPU 経由でしか利用できないため、ソフトウェアベンダーが NVIDIA の GPU のTensor...
今回NVIDIAはそうしたISV向けに、Microsoftと協業していくつかの重要な発表を行なっている。1つはWindows Copilot Runtimeから、SLMやRAGを利用する際に、NVIDIA GPUのTensor Coreを利用できるようにするAPIを提供するというものだ。これにより、ISVは、SLMやRAGの負荷をGPUにオフロードできるため、NPUは別の用途に使える。このAPIは本年中のどこかのタイミングで開発者向けのプレビューが提供される。 なお、この発表は、Windows Copilot Runtime からGPUが演算に利用できるようになるソフトウェアに関する発表だけなので、マーケティングプログラムとしてのCopilot+ PCの要件にNVIDIAのGPUを必要とするということが加わるということではない。そのため、AMDのStrix Point、IntelのLunar Lake、そしてQualcommのSnapdragon X EliteのいずれかのSoCが必要という状況は変わらないことになる。
そうしたBlackwellについて、今年Blackwellを投入した後、来年に「Blackwell Ultra」という開発コードネームになるBlackwellの改良版を投入する計画を明らかにした。フアン氏は「これはH100に対してH200があるようなものだ」と述べ、Hopper世代でもH100の改良版としてH200を投入したのと同じ位置づけの製品になると強調した。1年ごとに新製品を投入するというファン氏の計画通りなら、2026年にRubinを、そして2027年にはRubin Ultraが投入されることになる。資料によればRubinはHBM4に対応し8ソケット、そしてRubin UltraはHBM4に対応し12ソケットになるという。
また、同時に、Arm CPU「Grace」の後継となる製品として「Vero」をRubinプラットフォームの一部として提供していくことも明らかにしている。さらも。1,800GB/sを超える性能を実現する次世代「NVLink S Switch」、「CX8 SuperNIC」、「Spectrum-X800 Ethernet Switch」、「Quantum-X800 Switch」など、GPUをスケールアップ、スケールアウトするときのソリューションに必要な周辺チップもRubin世代で更新する計画だと説明した。【2024新開発音質重視モデル ・中高低音バランスが良く】イヤホン bluetooth ワイヤレスイヤホン ブルートゥース イヤフォン Bluetooth5.4 LEDディスプレイ ダブル マイク ENC CVC8.0通話 ノイズキャンセリング Hi-Fi音質 ハンズフリー通話 ぶるーとぅーす カルナ型 35時間音楽再生 iPhone/Android 適用 通勤/通学/スポーツ/ゲーム【2024新型 Bluetooth5.
COMPUTEX TAIPEI 半導体/周辺機器 CPU NVIDIA GPU
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