JEITAが新年賀詞交歓会、DXの推進とCEATECへの意欲を語る
登壇したJEITAの時田隆仁会長は、「2023年は卯年である。この一年を大きな飛躍の年にしたい」と発言。「JEITAには、デジタル技術を提供する企業と、デジタル技術を活用する企業の双方が会員として名を連ねている。デジタルトランスフォーメーションの実現には双方の視点と取り組みが必要であり、それはまさに、JEITAがデジタルトランスフォーメーションをけん引していくということにほかならない。JEITAは、ときにデジタル産業界をリードし、ときに縁の下の力持ちとなって、デジタル産業界の発展、そして経済成長と社会課題解決を両立するSociety 5.0の実現に向けて、一丸となって取り組んでいきたい」と述べた。
JEITAの時田会長は、「Web3.0やブロックチェーン、量子コンピューティング、メタバース、クラウド/エッジコンピューティング、5G/Beyond5G(6G)、AI・データ解析、サイバーセキュリティなどの先端テクノロジーは、業種、産業を問わず、社会のあらゆる分野での応用が期待されている。それを社会実装するためには、研究開発のみならず、社会における理解や受容性の向上、またユースケースの創出などが強く求められている。そこで重要な役割を果たすのが、JEITAが主催するCEATECになる」とし、「CEATECの原点は、『テクノロジーで社会を豊かにすること』であり、先端テクノロジーが社会をどう変えていくかを披露、発信する場になっている」とする。
前回のリアル開催となった2019年の来場者数が14万4491人であったことに比べると、来場者数は約6割に留まっており、20年以上の歴史を持つCEATECとしては初の10万人割れとなったが、時田会長は、「CEATEC 2022では、『デジタル田園都市』をテーマに多様な企業や団体の共創による展示企画として『パートナーズパーク』を新設し、地域の未来像や今後の社会の暮らしを広く発信した。また、企業経営者や研究開発者、官公庁幹部はもとより、約6000人の学生が来場。大学生や高校生、中学生など、次世代を担う人たちが、最先端のテクノロジーに触れ、デジタルに関する学びを深める教育の場を提供するという役割を果たせたことには手応えがあった」とする。
たとえば、パートーズパークに出展したアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は、18社の企業とともに、AWSのクラウドを活用して、持続可能(サステナブル)な社会を実現する事例を紹介。また、Mata(旧Facebook)が、展示会内展示会という初の試みとして、「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」をパートナーズパーク内で開催。21社の企業が参加し、メタバースに関連した共創事例を相次いで展示した。2つめは、次世代人材の育成の場という役割が生まれてきたことだ。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
JEITAが新年賀詞交歓会、DXの推進とCEATECへの意欲を語るJEITA会長を務める富士通の時田隆仁社長、筆頭副会長を務めるシャープの沖津雅浩副社長のほか、NECの遠藤信博特別顧問、三菱電機の漆間啓社長、日立製作所の小島啓二社長、ソニーグループの石塚茂樹副会長など、IT・エレクトロニクス産業の経営トップをはじめ、約500人が参加。参加者同士が新年の挨拶を交わすシーンがあちこちでみられた。
Read more »
日本ではYouTubeが地上波1チャンネル分の価値を持つ - 週刊アスキーITジャーナリスト西田宗千佳氏×まつもとあつし対談・前編。タイパや倍速視聴といった流行語からは決して見えてこないリアルな動画視聴の実際を大量のデータと共に解説します。
Read more »