J1開幕節のノーゴール誤審で異例の緊急会見「あってはいけないこと」今後の審判割り当て、GLTの導入可否、誹謗中傷問題にも言及 ゲキサカ Jリーグ サッカー
誤審が起きたのは後半29分のプレー。広島はMF野津田岳人の左CKをDF佐々木翔が頭でそらし、MF川村拓夢がヘディングシュートを放ったが、ゴールライン付近で札幌GK菅野孝憲が足でかき出した。リプレイ映像ではボールがゴールラインを越えているようにも見えたが、ピッチ上の主審・副審はゴールの判定を下さず、映像を確認したVARも判定を覆さなかった。
またピッチ上の主審・副審がゴールイン判定を行うのは難く、扇谷委員長は「ピッチ上の4人に関してはどうしようもないものだった」と述べたうえで、「彼らは非常に優秀な審判員だと思っている」と信頼を強調。一方で「現状だと精神的に厳しい状況なので、サポートしながら復帰を待たせていただければ」と述べ、こちらも復帰に時間がかかる可能性があると明かした。 だが、今回のケースは「あの映像を見た時には入っていると思われるし、私もそう思っている」と扇谷委員長。「今回はボールとゴールポストとの間に芝生の色が見えている。VARとして判断して、オンフィールドレビューではなく、VARオンリーレビューで主審に得点を認めるべきだと伝えるべきだった」と結論づけた。
さらに扇谷委員長は審判委員会の責任も自ら指摘。「これまでファクトはピクチャで止まったものを見てくださいとしていたが、コマ数の問題で必ずしもボールが一番奥に行っているときに止まるものではない。今回はループで見たほうが明確だった。VARの二人はベストを尽くしていたが、われわれが伝えきれていなかったことも大きな問題だった」と述べた。
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