Global WalkersとDoogが業務提携 Global Walkers株式会社のプレスリリース
「使えるAI」を提供するAIインテグレーターのGlobal Walkers株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：森川 和正、以下Global Walkers）と産業界や公共空間で業務をサポートする移動ロボットの設計・開発を行う株式会社Doog（本社：茨城県つくば市、代表取締役社長：大島 章、以下、Doog）は、動画像認識AI技術を活用した高度な移動ロボットシステムの開発、普及を目的とし業務提携いたしました。 Global Walkersはこれまで、人検出や人流計測、物体検出、文字認識などの動画像認識AIの開発を進めるとともに、自社が提供するAI教師データ作成サービス「Annotation-One（アノテーションワン）」を活用することで顧客のニーズに合わせて、自社開発AIをカスタマイズし、警備ロボットや図面認識ソリューションなどを実用化してきました。近年では、DX化やオートメーション化、省人化といった顧客要求に応えるべく、ROS（Robot Operating...
一方、Doogは機動力に優れた協働運搬ロボット「サウザー」、不整地向け協働運搬ロボット「メカロン」の開発、製造、販売を行っています。サウザーシリーズは、運用の簡単さやカスタマイズ性が高く評価され、製造現場、物流倉庫、鉄道・航空整備場や、工事現場、建設現場など様々なフィールドで活用されています。 また、LiDAR（レーザセンサー）による障害物検知・衝突回避の能力を有しているため、一般の人が行き交う空港、ホテル、図書館、介護施設といったフィールドにおいても活用できる汎用的な移動ロボットでもあります。さらに、手動操縦機能に加え、LiDARを用いた自動追従機能、ライントレース機能（ハイウェイ機能）、メモリトレース機能が備わっています。さらに外部コンピュータで制御できるインターフェースを有しており、周辺機器やシステムのカスタマイズが可能であり、顧客ニーズに合わせたソリューションを構築することができます。
今回の業務提携協業により、両社の技術や製品、ノウハウを融合し、Global Walkersが豊富なシステム開発の経験により培った動画像認識AIと、国内外において豊富な導入実績を持つDoogが保有する機動力に優れた協働運搬ロボットを連携させ、物流拠点や商業施設での資材の運搬や点検などにおける省人化、オートメーション化、DX化をはじめとした法人向けソリューションの実用化、普及に寄与して参ります。 Global Walkersは、AIインテグレーターとして、機械学習・深層学習・画像処理技術の領域で高度な技術を保有しています。AIを用いた研究・ソリューション開発から、AI学習用データ作成・運用を安全かつ高品質・低コストでの提供、AI技術者のオフショア開発リソースの提供などAIを実ビジネスに普及させるためのサービスを提供しています。直近では、ROS（Robotics Operating System）とAIを組み合わせたロボット向けAIシステムの開発にも新たに取り組んでいます。
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