先ごろフルモデルチェンジを果たしたBMWのエントリーSUV「X1」に、2リッターディーゼルエンジン搭載モデルが仲間入り。アクティブに使い倒すユーザーにとってはまさに待望のパワーユニットだ。高速道路を中心に200km余りをドライブしてみた。
「BMW X1 xDrive20d Mスポーツ」と対面して、心からホッとした。というのもこの日の撮影・取材はカッコも中身もぶっ飛んだ「BMW XM」と一緒だったからで、渋谷のセンター街から地元の駅に帰ってきたときのように、落ち着いた気持ちになった。X1は、自分がよく見知っているBMWだ。
フルモデルチェンジを受けたBMW X1に遅れて加わった、ディーゼルエンジン仕様が本日の試乗車。このディーゼルエンジンには、48Vのマイルドハイブリッドシステムが組み込まれている。新しいX1を間近で見るのは初めてだったので、ドアを開ける前に周囲をぐるぐる回って眺める。 従来型よりも、全体にがっしりと、精悍(せいかん)な印象になった理由のひとつは、キドニーグリルだ。サイズが大きくなり、グリルを囲むメッキの幅も広くなったので、輪郭がくっきりした。そしてもうひとつ、従来型では前後のドアハンドルを貫通していたキャラクターラインが、ドアハンドルの上を通るようになったことも影響している。キャラクターラインが上方に移動することによって下半身のボリューム感が増し、それががっしり感につながっている。
ドアを開けてドライバーズシートに収まる。2枚の液晶パネルで構成されるカーブドディスプレイ、宙に浮いているように見えるセンターコンソール、それにスマホを立て掛けるように縦にホールドしてくれるホルダーなどが、新しモノ好きの心をくすぐる。 BMWは自社のSUVスタイルの車両を「SAV(スポーツアクティビティービークル)」と呼び、X1はそのエントリーモデルという位置づけだ。けれども、インテリアのデザインが新鮮であることと、内装素材の色ツヤと手触りがいいことから、安っぽいという印象は受けない。むしろ、小さな高級車の趣だ。
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