「やりたいことが見つからない」「本音で語れる場がない」。そんな悩みを抱える若者が集える場を作ろうと、北海道医療大学(石狩管内当別町)の心理科学部臨床心理学科1年森桃花さん(18)は、同じ学科の友人2...
「やりたいことが見つからない」「本音で語れる場がない」。そんな悩みを抱える若者が集える場を作ろうと、北海道医療大学(石狩管内当別町)の心理科学部臨床心理学科1年森桃花さん(18)は、同じ学科の友人2人と共に「学生団体Coco(ココ)」を立ち上げた。森さん自身「自分が何者なのかよく分からないことが多いし、将来の夢を聞かれると少し困惑する。でもやりたいことがないわけじゃない。小さくても夢を形にしたい」―。彼女たちの目標は若者が自分の思いを語り合える場の提供。お互いに応援し、その中で夢や希望を育めればと考えている。
札幌出身の森さんは高校時代に不登校を経験した。中高一貫校で探究学習中心の授業になじめなかった。意識の高い生徒と、そうでない生徒が分断されていた。自分の居場所を見つけられず、退学した。その後、通信制の学校を経て、高卒程度認定試験に合格し、大学進学を果たす。■学校以外の居場所作り こうした経験がココの活動にも影響している。自身が感じた孤独や不安、同じような悩みを抱える若者たちに寄り添いたいと思った。団体設立を友人に提案し、共感した三間詩音(みま・しおね)さん(19)、森山莉彩(りさ)さん(20)と3人で6月、ココを立ち上げた。森さんについて三間さんは「桃花は何でもやってみようってトライするところがすごい」と話す。森山さんは「小中高生も大学生も学校以外の居場所を持つことに賛成。なりたい自分になれる場所を一緒に作れたらいいな」と共通目標を語る。
「ココ」という団体名は、ファッションデザイナーのココ・シャネルの「人生は一度きり。だから楽しむべきよ」という言葉にちなんだという。「ココ」が居場所になり「ココ」から新たな一歩を踏み出してほしいという願いも込めた。最初のイベントを7月6日に開催した。大学生や高校生ら8人と運営側の森さんたち3人を合わせ計11人が札幌市中央区の北海寺に集まった。約2時間のプログラム。「海と山、どっちが好き?」「夏休みの自由研究、どう思う?」「最近ハマっていることは?」など、たわいもないトークテーマが書かれた自作カードをめくりながら、ざっくばらんに語り合った。イベントをゼロから作り上げるのは初めての経験だった。不安もあったが、終了後のアンケートに「楽しかった」「また参加したい」などの回答が多く見られ、手応えを感じた。次回は「早ければ今月下旬にも開きたい」と準備中だ。
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