5月28日、内燃機関の逆襲とでもいうべき衝撃会見を行ったトヨタ、スバル、マツダ。ただし忘れてはならないのは、3社の計画にはいずれもCN(カーボンニュートラル)燃料が不可欠だということ。いまいちよく分からんCN燃料って、いったいなんなのだろう?
そもそもカーボンニュートラル(炭素中立)とは、工業製品などを作る際、原材料~製造~廃棄というライフライクル全体を通じて、CO2を増やさないことを指す。
「増やさない」というのは「出さない」とは微妙に違う。たとえば使用過程でCO2が出るとしても、成長過程でCO2を吸収している植物などを原材料とすれば、トータルのCO2排出はプラスマイナスゼロで「合格」となるわけだ。まず合成燃料は、二酸化炭素と水素を原材料とする石油の代替燃料だ。2つを合わせると炭化水素の化合物ができるのだが、実はこれ、石油と基本組成が同じで燃やすことができるのだ。 どうやって作るかというと、二酸化炭素はあちこちから放出される「悪役」だからこいつを回収する。水素は化石燃料からも作れるが、それでは元の木阿弥なので(また二酸化炭素が出る)、水を電気分解して作る。太陽光や風力で作った電気を使ってクリーンな水素を得るわけだ。たとえば家庭や料理店から出る使用済み食用油を回収して精製しようという動きもあるし、ユーグレナという会社はミドリムシからジェット燃料やディーゼルを作り、ディーゼルはマツダのスーパー耐久マシン用にも使われている。
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