400年続くお祭り「十日市」、縁起物の「起き上がり小法師」… 多彩な魅力あふれる会津若松の魅力5選|Pen Online

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【新着】400年続くお祭り「十日市」、縁起物の「起き上がり小法師」… 多彩な魅力あふれる会津若松の魅力5選【ビームスジャパン鈴木修司】

ご存知の通り、福島県は北海道と岩手県に次いで三番目の広さを誇り、太平洋沿いの“浜通り”、福島市や郡山市を含めた内陸の“中通り”、そして独自の風土と文化が色濃く続く“会津”の三つの地方に分かれています。

それぞれが違う国のように個性を持っているので、あまり知られていませんが福島県は多彩な魅力に溢れているのです。ほかの地方についてお伝えするのはまたの機会にするとして、今回は“会津”地方について紹介させて頂きます。たまたまでしたが会津若松を訪れた日が、一年で会津若松の街に最も人が集まる“十日市”という400年続くお祭りでした。お祭りというよりは、新年最初の“市”の日なので、新年を迎えるにあたって必要なモノを買い求めたり、新年をお祝いするための地元の方にとって大切な日です。---fadeinPager--- 地元の方が十日市で何を買い求めるかというと、新年を迎えるための縁起物です。「七転び八起き」ということで、福島どころか全国区の縁起物として知られる“起き上がり小法師”は、じつはこの日のためのものなのです。

私もこのことを知ってからはそうしているのですが、この十日市の日に、家族の人数にプラス1の数の起き上がり小法師を手に入れ、昨年のものと入れ替えるのです。なんでプラス1?なのかというと、諸説ありますが、なにか災いがあった時の家族の身代わりに、起き上がり小法師なってくれるという、お守りのようなものなのです。 また、面白いのが購入する時のやり方です。私もこの時が初体験でしたが、山ほど並べられた(というか積まれた)ものからざっくりとした数を手元に引き寄せ、その中でちゃんと起き上がった“小法師”から必要な数を選ぶわけです。

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