独立行政法人国際交流基金のプレスリリース(2023年1月23日 12時19分)2022年度[国際交流基金地球市民賞]受賞団体決定
アレッセ高岡とは、外国ルーツの青少年が、日本とルーツ国の架け橋や地域社会の一員として活躍する人材となるよう、学習支援等の事業を推進する団体である。高岡市では1990年頃より多くの外国人労働者を受け入れており、外国ルーツの子どもたちが日本の学校で学ぶようになった。様々な課題解決を目指し、2010年に同団体が設立された。2020年度からは、こうした外国ルーツの子どもの「支援」という枠組みを超え、地域のすべての人々が互いの違いを理解・尊重し、多様性を真に受けとめる市民となっていくような教育プログラムを展開。外国人散在地域であるだけに実務的課題は多いが、多文化共生社会の実現に向けて努力を重ね、地域活性化にも貢献している。人も金も不足し保守的な地方、しかも、外国ルーツの子どもの存在自体なかなか認識されない外国人散在地域。全く光が当たらない暗闇の中で、ただただ子どもたちの可能性を信じて活動を続けてきました。そんな私たちの活動に地球市民賞が光を照らしてくれたと感じています。それは、外国ルーツの子どもたちの可能性を照らす光でもあると思います。受賞をきっかけに、多様な子どもたちが市民として切り拓く、自ら
アレッセ高岡とは、外国ルーツの青少年が、日本とルーツ国の架け橋や地域社会の一員として活躍する人材となるよう、学習支援等の事業を推進する団体である。高岡市では1990年頃より多くの外国人労働者を受け入れており、外国ルーツの子どもたちが日本の学校で学ぶようになった。様々な課題解決を目指し、2010年に同団体が設立された。2020年度からは、こうした外国ルーツの子どもの「支援」という枠組みを超え、地域のすべての人々が互いの違いを理解・尊重し、多様性を真に受けとめる市民となっていくような教育プログラムを展開。外国人散在地域であるだけに実務的課題は多いが、多文化共生社会の実現に向けて努力を重ね、地域活性化にも貢献している。人も金も不足し保守的な地方、しかも、外国ルーツの子どもの存在自体なかなか認識されない外国人散在地域。全く光が当たらない暗闇の中で、ただただ子どもたちの可能性を信じて活動を続けてきました。そんな私たちの活動に地球市民賞が光を照らしてくれたと感じています。それは、外国ルーツの子どもたちの可能性を照らす光でもあると思います。受賞をきっかけに、多様な子どもたちが市民として切り拓く、自らの、そして、地域の未来への視座を、地域の多くの人と共有したいと思います。