麿赤兒が2カ月連続神戸で踊る、「思いと身体とのギャップに味を感じる今だからこそ」(会見レポート)

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麿赤兒が2カ月連続神戸で踊る、「思いと身体とのギャップに味を感じる今だからこそ」(会見レポート)
大駱駝艦・天賦典式『クレイジーキャメル』大駱駝艦
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7月13日に兵庫・神戸文化ホール 中ホールにて「大駱駝艦・天賦典式『クレイジーキャメル』」が上演される。それに先駆け、昨日6月10日に兵庫県神戸市内にて大駱駝艦主宰の麿赤兒による記者会見が行われた。

「クレイジーキャメル」は2012年にフランス・パリにて、パリ日本文化会館の開館15周年記念作品として初演され、その後、国内外で上演が重ねられている 大駱駝艦 の人気作。作中では、思春期の少年と少女の恋物語を軸に、身体を金色に塗った“金粉”のダンサーたちの踊りがヴィヴァルディの「四季」に載せて展開する。作品について麿は「“舞踏仕立ての金粉ショー”と名乗っておりまして、金粉というものの質感の面白さを観ていただきたいなと。ある時は近未来のロボットのようにも見え、またある時は三十三間堂の仏像たちが立ち上がって踊り出すようにも見えます。内容としては、中学1・2年生の中二病にかかる時期の少年少女の気持ちを踊りにしており、僕は“少年にフラれる少女”役(笑)。 大駱駝艦 のほかの作品に比べればわかりやすいほうではないかと思います。この作品を、神戸文化ホールの50周年の節目の演目として呼んでいただいたことがとてもうれしい」と話した。初演から12年経ち、上演を重ねることで変化してきた部分はあるかという記者からの質問には「根本的なものはそんなに変わらないですね」と麿。「ただ“女学生(を演じる麿自身)”も歳をとりまし

「クレイジーキャメル」は2012年にフランス・パリにて、パリ日本文化会館の開館15周年記念作品として初演され、その後、国内外で上演が重ねられている 大駱駝艦 の人気作。作中では、思春期の少年と少女の恋物語を軸に、身体を金色に塗った“金粉”のダンサーたちの踊りがヴィヴァルディの「四季」に載せて展開する。作品について麿は「“舞踏仕立ての金粉ショー”と名乗っておりまして、金粉というものの質感の面白さを観ていただきたいなと。ある時は近未来のロボットのようにも見え、またある時は三十三間堂の仏像たちが立ち上がって踊り出すようにも見えます。内容としては、中学1・2年生の中二病にかかる時期の少年少女の気持ちを踊りにしており、僕は“少年にフラれる少女”役(笑)。 大駱駝艦 のほかの作品に比べればわかりやすいほうではないかと思います。この作品を、神戸文化ホールの50周年の節目の演目として呼んでいただいたことがとてもうれしい」と話した。初演から12年経ち、上演を重ねることで変化してきた部分はあるかという記者からの質問には「根本的なものはそんなに変わらないですね」と麿。「ただ“女学生(を演じる麿自身)”も歳をとりましたから、(過去の舞台写真を見ながら)今こんなにこんなに脚が上がるかな?という思いはありますが……(笑)。でも自分の思いと身体とのギャップみたいなところに味わいを感じるというか。身体がシャキシャキと動いていたらわからなかったことが、この歳になってわかる部分があり、“こういう領域もあるんだ”ということが、少しでも伝われば良いかなと。上演を重ねるうえでの違いといえば、そういう変化でしょうね」と語る。さらに麿は「日本の芸事、特にお能や舞では、“老”にフォーカスが当てられる部分がありますよね。“翁”のように、出てくるだけで時間を感じる存在だったり」と続け、「大袈裟になりますけど、生老病死への意識というか、踊りながら最後は死ぬこととか……最近はそういうことへの思いもあります」と心境を語った。また麿は、神戸・六甲山上で毎年開催されている現代アートの祭典「神戸六甲ミーツ・アート」にて、8月、森山未來(AiRK)キュレーションのオープニングイベントに出演することも決定している。演目は2020年に制作されたフランソワ・シェニョーとの作品「GOLD SHOWER」をベースにした作品となり、新池(トレイルエリア)に展示される川俣正の作品を舞台に上演される。こちらについて麿は「森山未來くんからオファーがありまして、参加することになりました。装置の問題があり、『GOLD SHOWER』をそのまま上演することはできないのですが、『秘儀 - GOLD SHOWER』という別バージョンとして上演します」と説明した。

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