「巨人0-2阪神」(15日、東京ドーム) 待望の一打が先制点を呼び込んだ。阪神・近本が20打席ぶりの安打。「フォアボールとかあったので、塁に出るのが久しぶりではなかったですけど」。9日のヤクルト戦(甲子園)以来、5試合ぶりに快音を響かせた。
両軍無得点の四回無死。相手先発・赤星に2球連続のカーブで追い込まれた。勝負球もカーブ。一番遅い低めの109キロを捉え、中前へはじき返した。捕手の岸田は大阪ガスの後輩。「後から思えば、そういうことをやってくるやつなのでね」。珍しい配球にも惑わされず、塁上でもクールな表情を浮かべた。
1死二塁となり、野口は三塁線寄りへゴロを放った。二走として進塁を自重したかに思われたが、三塁の岡本和が一塁へ送球するのを見てからスタート。「行けると思ったので、行った感じです」。抜群の嗅覚。大山の貴重な先制点の足掛かりとなった。 岡田監督は「はっきり言って1、2番が出てないんやで、全然。あそこがもうちょっと機能したらな、もうちょっとチャンスつくれると思うんやけどな」と、さらなる奮起を求めた。指揮官の言うように、虎のリードオフマンが打線爆発の鍵を握っている。 13日の中日戦(バンテリン)では3番への打順変更もあった。確かに安打は出ていなかったが、4試合連続無安打中でも6四球。「球は見えている?そういうふうに思いたいですね」。絶好調ではなくても、自分のやるべきことに徹する。
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