「オープン戦、ロッテ1-6阪神」(13日、ZOZOマリンスタジアム) 最大風速10メートルの強風が吹く中、バッチリと対策を講じてマウンドに向かった。“年中半袖”がトレードマークの阪神の伊藤将司投手が、長袖アンダーシャツを着用。「最近寒かった...
5枚最大風速10メートルの強風が吹く中、バッチリと対策を講じてマウンドに向かった。“年中半袖”がトレードマークの阪神の伊藤将司投手が、長袖アンダーシャツを着用。「最近寒かったので。朝から長袖でいこうと思っていました。違和感?多分ないと思います」。イメージを覆す激レアスタイルで、地元・千葉の寒風にもひるむことなく腕を振り、オープン戦3試合目の登板にして初の無失点で終えた。
登板直後のアクシデントをものともしなかった。初回2死、角中がはじき返した打球が左足くるぶし付近に直撃。安藤投手コーチが慌てて駆け寄ったが、治療を受けることもなく続投した。続く山口を左飛で抑えて、「大丈夫です。痛みは取れました」と涼しい顔で振り返った。 着実に改善を重ねている。2月23日のオープン戦・巨人戦(那覇)で初回7失点を喫した。6日・楽天戦(甲子園)も4回2失点で不安を残しただけに、「前回高めとか浮いた球を打たれてたんで、今日は低めに丁寧に」と意識付け。その言葉通りに低めに集めたボールで打ち取って、凡打の山を築いた。 崩れがちだった投球フォームも「うまくかみ合って、しっかりコースに投げられた」。一度も先頭の出塁を許さず、5回2安打無失点。課題に挙げていた直球も「前回よりは良かった」と上々の手応えで、「変化球も丁寧に投げられていた」と納得の69球となった。復調ぶりに岡田監督も一安心で、「そりゃ、全然ちゃう。7失点スタートのピッチャーやから。真っすぐはそんな走ってなかった。もうちょい出そう」と期待を高めた。
順調に調整が進めば4月3日・DeNA戦(京セラ)でのシーズン初登板が濃厚で、「やっと(失点が)ゼロで投げられたので、ここから状態をどんどん上げていきたい」。昨季は開幕第2戦で先発予定だったが、左肩の違和感で登板回避することになった。同じ轍(てつ)は絶対に踏まない。
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