門田博光さん死去 歴代3位567本塁打「不惑の2冠王」88年44発125打点で最年長40歳MVP
門田さんは野球解説者を退いた06年から病気療養も兼ねて兵庫県相生市の山あいに独りで暮らしていた。人里離れた所だが「新幹線の駅もあり街にも出られる。何より豊かな自然に囲まれている」と気に入っていた。人工透析を受ける予定だったが、通院先の病院に現れなかった。病院と警察の関係者が24日に自宅を訪れると倒れていた状態で発見され、その場で死亡が確認された。南海、オリックス、ダイエー3球団で放った567本塁打は、王貞治の868本、野村克也の657本に続くプロ野球歴代3位。全打席「ホームランを狙う」というフルスイングで左打席から豪快なアーチをかけた。身長1メートル70と小柄で高校時代は1本の本塁打も打てなかった。プロ入り後、地道な練習で力をつけた。王を参考にした一本足打法で2年目71年には3番に定着し打点王を獲得。パワフルな打撃に「ポパイ」の異名がついた。40歳を迎えた88年は44本塁打、125打点で2冠。最優秀選手(MVP)に選出された。40歳代での40本塁打、100打点は史上初、40歳でのMVPは史上最年長で「不惑の2冠王」と呼ばれた。野球殿堂入りした06年1月10日の通知式では「最高の賞を頂い
◆門田 博光(かどた・ひろみつ)1948年(昭23)2月26日生まれ、山口県出身。天理では3年夏の甲子園に出場。社会人のクラレ岡山を経て69年ドラフト2位で南海(現ソフトバンク)に入団。本塁打王3度、打点王2度。88年には史上最年長の40歳でMVPに輝いた。ベストナイン7度。オリックス、ダイエーでもプレーし92年に44歳で現役引退。通算567本塁打、1678打点はいずれもプロ野球歴代3位。06年に野球殿堂入り。左投げ左打ち。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
門田博光さん死去、74歳 44歳までプレー元南海の大砲 歴代3位567発 引退後に糖尿病悪化、脳梗塞 - スポニチ Sponichi Annex 野球南海、オリックス、ダイエーでプレーし、プロ野球歴代3位の通算567本塁打をマークした門田博光(かどた・ひろみつ)氏が亡くなったことが24日、分かった。74歳。和製大砲として44歳までプレーし、通算1678打点も歴代3位。太くて長い野球人生を歩んだ偉大な打者が静かにこの世を去った。
Read more »
落合博満氏「今のやり方だったらスポットライトは浴びない」 現役ドラフトに思うこと - スポニチ Sponichi Annex 野球現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル オレ流トレンド」を更新。昨年12月9日に初めて開催された「現役ドラフト」について語った。
Read more »
【関西スポーツ賞】団体は日本一オリックス、功労は能見篤史氏&糸井嘉男氏が受賞 - スポニチ Sponichi Annex 野球関西運動記者クラブが2022年度に活躍した選手、団体等を称える「第66回関西スポーツ賞」の受賞者が24日、決まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は行わない。
Read more »
エンゼルス球団売却を中止、経営権を継続 モレノオーナー「やり残したことがある」 - スポニチ Sponichi Annex 野球エンゼルスは23日(日本時間24日)、球団売却手続きの調査を終了し、所有権の継続を発表した。
Read more »