ザポロジエ原発、高まる攻撃リスク 衛星やデータで分析
原発の下流にあるカホフカ水力発電所のダム決壊後に周辺にある貯水池の水位は急低下した。一方、原発敷地内にある冷却池の水位は安定している。ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムによると、5日時点の冷却池の水位は16.56メートルと4日時点から変動はなかった。水位が変わらないなかで水上で物体を確認できたことは、ロシア側が何らかの活動を続けている可能性がある。
渡辺教授は「ロシア側が水路の開閉などの冷却操作を行っているとみられ、現時点では原発の維持管理をしようとしていることがうかがえる」と指摘し、「原発の冷却設備に動きがなくなった場合などに注意する必要がある」と警鐘を鳴らす。仮に原発が攻撃された場合、どのような影響が予想されるのか。オーストリアの大学や研究所などが原発事故によるリスクを分析したプロジェクト「フレックスリスク」のシミュレーションによると、ザポロジエ原発で事故が発生した場合にはウクライナ国内にとどまらず、ロシアや欧州の広範囲に影響が及ぶことが分かる。一方、環境問題などに取り組むノルウェーの非政府組織(NGO)ベローナは、最近のリポートの中で、「チェルノブイリとは原子炉の設計が異なることから、フレックスリスクの想定規模は過大に見積もられている」と分析している。米原子力学会(ANS)はザポロジエ原発について「6基の原子炉は10カ月以上停止されており、放射性物質の放出を引き起こすのに十分な熱は生成されていない」と指摘する。ロシアはウクライナが関与と指摘
ザポロジエ原発を巡って、ロシア側はウクライナ側が関与していると指摘する。ウクライナ軍参謀本部が原発に爆発物のようなものが発見されたと投稿すると、ロシア側はウクライナが原発を攻撃するとの情報を流して応酬した。ロシアの在外公館のSNSアカウントも対外向けの発信を強化している。 Збройні Сили України офіційно повідомляють про можливу підготовку, найближчим часом, провокації на території Запорізької атомної електростанції, окупованої російськими терористами з 4 березня 2022 року.
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