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日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。昭和22(1947)年3月。寅子は意を決して法曹会館へと向かい、人事課長を務める旧知の裁判官、桂場等一郎(松山ケンイチ)に、裁判官として採用してほしいと直談判した。日本はGHQの指導の下、敗戦処理と国の民主化を進めており、望みはかなわなかったが、寅子は桂場の同僚で、同省の民事局民法調査室主任を務める久藤頼安(沢村一樹)に気に入られ、彼の下で民法親族編と相続編の法改正の仕事に携わることになった。
民法調査室には、学友の小橋浩之(名村辰)がいた。新しい民法案には、婚姻や相続において女性の地位向上が図られていたが、家制度を変えたくない守旧派と、女性解放を推進したいGHQの間に大きなギャップがあり、その調整をするため民法改正審議会が開催されていた。その委員の1人である帝大教授、神保衛彦(木場勝己)は保守的な考えで改正案に大反対。民法が変わり家族の在り方さえ変わったらどう思うのかという神保の意見に、寅子は反論できなかった。 寅子は、婦人代議士らの集まりに参加し、民法改正への意見を聞いた。そんななか、かつて思いを寄せていた学友の花岡悟(岩田剛典)と再会。裁判官になり、故郷の佐賀にある地裁に赴任していた花岡は東京地裁に戻り、主に食糧管理法違反の事件を担当していた。花岡の弁当箱には小さな握り飯とひとかけらの芋のみ。寅子が思わず、闇市で手に入れた食材を使った自分の弁当を隠すと、花岡は生きるために必要なのだから堂々としろと笑顔を向けた。そんな花岡に、寅子は、以前のように思っていることを言えない自分に悩んでいると相談した。花岡は「前も今も全部、君だよ。どうなりたいかは自分で選ぶしかない。本当の自分を忘れないうちに」と助言した。
その後、民法改正について各方面からの意見書が出そろい、同審議会が開かれた。寅子も書記兼雑用係として参加。寅子の恩師で改革派の穂高重親(小林薫)と神保の意見が対立し、議論は長期戦の様相を見せた。途中の休憩で、穂高が寅子のもとにやってきて、自分が法律の道に引きずり込んでしまったことで寅子が不幸になったと謝罪。寅子に別の仕事を紹介しようとした。これに寅子が激高。戦争や挫折でさまざまなことが変わったが、自分の意志で、好きで法律の道に戻ってきたと訴え、その申し入れを辞退した。穂高は、また自分が問題を起こしてしまったのかと困惑したが、桂場は「いや、ある意味背中を押してやれたんじゃないですかね」とほほ笑んだ。
その後の審議会で、寅子は神保と激論し、「もし、神保先生の息子さんが結婚して妻の氏を名乗ることにされたら、息子さんの先生への愛情は消えるのですか?」などと主張。また、民法を多くの人に知ってもらうために、多くの女性に読んでもらうため、口語体で記載することを提案した。昭和22(1947)年7月、紆余曲折を経た民法の一部を改正する法律案が国会に提出され、その約5カ月後に成立した。そんなある日、寅子は小橋から「花岡が死んだ」という衝撃の言葉を聞く。花岡が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子。花岡の死は法曹界のみならず、世間にも大きな衝撃を与える。気落ちする寅子に桂場は「我々にできることは泣くことではない」と声をかける。
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