新井監督はいつもの笑顔に不敵な気配を少し交ぜたように映った。3回を投げ終えてベンチに戻ってきた森下に「もういいだろう」と言葉をかけた。5回80球を目安にした今春… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
広島・新井貴浩監督(47)が策士!? になった。本拠地にDeNAを迎えた16日の開幕前哨戦で先発させた森下暢仁投手(26)を予定より早い3回37球で交代。2週間後に控える30日の開幕第2戦(横浜)での起用を念頭に手の内を隠す狙いがあったことを明かした。「包み隠さずオープンにいく」としていた前言を堂々撤回。DeNAの積極走塁に対しても3度の盗塁阻止などで布石を打った。
新井監督はいつもの笑顔に不敵な気配を少し交ぜたように映った。3回を投げ終えてベンチに戻ってきた森下に「もういいだろう」と言葉をかけた。5回80球を目安にした今春オープン戦2度目の登板。まだ半分にも満たない37球しか投げていなかった。アクシデントではない。開幕第2戦に予定する森下を「うちはすべて包み隠さずオープンにいきます」と前哨戦に送り出しながら、臆面もない前言撤回だった。森下は5年目の今春にスライダーを導入し、チェンジアップを改良。直球を軸にカットボールなど打者11人で交代するまで持ち球全てを使ったようにも見えた。「投げていない球種」という説明そのものが陽動の可能性さえある。 森下はルール上、降板後は球場ブルペンで投げられないため、室内練習場に場所を移して30球を追加した。「嫌な感じはなく投げられた。あとは開幕に合わせて、いい準備をしたい」。本番までにリーグが異なるソフトバンク戦でもう一度の登板を予定し、準備に支障はない。
DeNAの積極走塁に対しても激しく攻防した。広島でも指導歴のある石井コーチが今季から一塁ベースコーチを兼任。1盗塁を許した一方で盗塁阻止は3度を数え、うち2度は一塁けん制で誘い出した。9回無死一、二塁では栗林がサインプレーでの二塁けん制で二塁走者を刺した。既に始まった駆け引きを楽しんでいるようだった。選手思いの“いい人”だけではない。昨季2位からの頂点へ。就任2年目は新たな顔が見られそうだ。 (長谷川 凡記)
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