岸田首相にリーダーシップはあるか 先崎教授に聞く政治の展望【政界Web】:時事ドットコム

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岸田首相にリーダーシップはあるか 先崎教授に聞く政治の展望【政界Web】:時事ドットコム
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◆岸田首相にリーダーシップはあるか 先崎教授に聞く政治の展望【政界Web】 記事は⇒ 最近、岸田文雄首相が決断力をアピールする場面が目立つ。首相のリーダーシップや日本政治の課題について、日本大の先崎彰容(せんざき・あきなか)教授に話を聞いた。

サッカー日本代表の森保一監督、選手とともに走る駅伝・立教大の上野裕一郎監督がそれだ。今の日本代表は選手全員が優秀で、野球の大谷翔平選手もスーパーエリートで嫉妬がない。これまでのコンプレックスをばねにした個性派の天才とは違う。そう。今は叱られたことがない人が大人になっている。天才を上からつぶさず、のびのび実力を発揮するよう、横からつなぐ。良い意味の「お友達内閣」が政治でも出るかもしれない。政治や官僚、学問はいまだに嫉妬の世界で、秀才をつぶそうとするから、優秀な人材が出にくい。スポーツの世界は日本の悪しき伝統からいち早く抜け、世界と戦えるようになった。

政治家は、ある政策だけを突き詰めるスペシャリストにならないでほしい。人は政策では動かすことはできない。今後の政治を動かすのは、人間的な魅力で引きつける昭和型か、森保監督のようにうまくタクトを振れる人になるのではと最近感じている。...

戦後日本が危機・限界を迎えていることを事件は図らずも見せつけた。戦前の反省から、この国は安全保障を不問にし、個人の内面にタッチしないできた。つまり、宗教の無視だ。それが図らずも旧統一教会問題となった。戦後日本が触れたくないものを考えざるを得ない時が来た。「戦後レジーム脱却」を主張した安倍氏殺害でそれが露呈した。今の日本で最も必要なことは、平時と有事の境界線を切り替えて決断することだ。この国は緊急事態に、自治体が手足として動かない組織になっている。最も分かりやすいのはコロナ危機。首長がすさまじい力を持ち、国がグリップできなかった。緊急時には国家権力に権限を集中すべき時があると認めなければいけない。防衛で考えるべきことは、金の話よりこの国が緊急時に適切な力を行使できるシステムになっているかどうかだ。難民の輸送、避難・誘導、自治体の連携、警察・消防の対応…。首都機能が全滅した時のシミュレーションなど、平時の今だからこそ考える必要がある。

原発の危機管理では「日本は技術最先端で事故が起きないように注力するから、逆に事故が起きたらどうするか言えない雰囲気がある」という話を聞いた。自治体でも同じことが起きていて、「子どもが亡くなる前に信号機を」と求めても実現せず、事故後に信号機ができる。日本はペリー上陸や敗戦など「外患」がないと変われないことを繰り返してきた。この「日本病」を変えないといけない。1975年生まれ。東大文卒、東北大院博士課程修了。フランス社会科学高等研究院留学などを経て、2016年から日大危機管理学部教授。専門は近代日本思想史。著書に「国家の尊厳」など。

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