岸田首相、少子化・皇位継承策などに注力 自民党大会 首相は、物価高に対応するため「構造的な賃上げを実現していく」と言及した。少子化対策に関しては「従来と次元の異なる子供・子育て政策を実現し、社会全体の意識を変える」と述べた。
岸田文雄首相(自民党総裁)は26日、東京都内で開いた自民党大会で演説し、4月の統一地方選と衆参の補欠選挙の必勝に向けて団結を訴えた。首相は物価高に対応するための賃上げや少子化対策に注力する考えを示した。国会で議論が停滞している安定的な皇位継承策の検討を進める考えも明らかにした。連立政権を組む公明党に関しては「積み重ねてきた絆が揺らぐことはない」と述べた。選挙協力への期待もあるとみられる。党是である憲法改正に向けては「時代は憲法の早期改正を求めていると感じている。野党の力も借りながら、国会での議論を積極的に行う」と意欲を示した。
首相は安定的な皇位継承策にも言及し、「先送りの許されない課題で、国会での検討を進めていく」と表明した。皇位継承策を巡っては、政府の有識者会議が検討したものの、令和3年12月にまとめた報告書では提言を先送りしている。演説では、昨年7月に死去した安倍晋三元首相の功績に多くの時間を割き、「失ったものの大きさを実感する」と悼んだ。また、平成24年の政権奪還後に企業収益の拡大、安全保障法制などを実現させたとして、「民主党政権によって失われた日本の誇り、自信、活力を取り戻す『前進の10年』だった」と評価した。
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