「はるちゃん、助けられなくてごめんね」(男子生徒の母親)おととし12月、大阪・吹田市の福祉施設で障害のある男子生徒が行方…
「親が先に亡くなれば、子どもは社会の中で生活しなければなりません。その時に息子が困らないよう、何か1つでもできるようになってほしい、社会性を身につけてほしいと考えて預けていました。身ぶりや自分なりのサインで少しずつ気持ちを表してくれるようになっていました」いつものように施設に到着して送迎車から降りる際、悠生さんは急に走り出し、そのまま行方が分からなくなりました。警察などが周辺を捜索したところ、1週間後に近くの川で亡くなっているのが見つかりました。悠生さんは、障害の特性から急に走り出すことがあったため、送迎車から降りる際は必ず職員2人が付き添うという取り決めを施設側と交わしていました。しかし、実際には日常的に職員1人で対応していたというのです。「施設は息子の特性もちゃんと分かった上で受け入れると話していたので、信用して、安心して預けていました。それなのに、まさかそんなことになっていたとは夢にも思いませんでした。本来、みんなと同じように今も生きていたはずなのに、時間がたっても気持ちは全く前に進んでいません。悔しいです」この事故を受けて、NHKは今回、放課後等デイサービスの施設を管轄する自治
「親が先に亡くなれば、子どもは社会の中で生活しなければなりません。その時に息子が困らないよう、何か1つでもできるようになってほしい、社会性を身につけてほしいと考えて預けていました。身ぶりや自分なりのサインで少しずつ気持ちを表してくれるようになっていました」いつものように施設に到着して送迎車から降りる際、悠生さんは急に走り出し、そのまま行方が分からなくなりました。警察などが周辺を捜索したところ、1週間後に近くの川で亡くなっているのが見つかりました。悠生さんは、障害の特性から急に走り出すことがあったため、送迎車から降りる際は必ず職員2人が付き添うという取り決めを施設側と交わしていました。しかし、実際には日常的に職員1人で対応していたというのです。「施設は息子の特性もちゃんと分かった上で受け入れると話していたので、信用して、安心して預けていました。それなのに、まさかそんなことになっていたとは夢にも思いませんでした。本来、みんなと同じように今も生きていたはずなのに、時間がたっても気持ちは全く前に進んでいません。悔しいです」この事故を受けて、NHKは今回、放課後等デイサービスの施設を管轄する自治体のうち、人口の多い10都道府県とその政令指定都市・中核市に情報公開請求を行い、同じような事故が起きていないか調べました。都道府県別では▼神奈川が94件、▼大阪が71件、▼埼玉が34件、▼愛知が29件、▼福岡が28件、▼東京が24件、▼兵庫が22件、▼千葉が18件、▼北海道が10件、▼静岡が9件となっています。このうち神戸市の施設では、3年前の2021年8月、駐車場で夏祭りを行っている最中に当時6歳の男の子が行方不明になりました。姿が見えなくなっていることに職員が気づき、施設は警察に通報するとともに、母親にも連絡して周辺を捜索。警察や市によると、施設から1キロほど離れた運河で男の子が見つかり、その後亡くなったということです。
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