侍ジャパン前監督で日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（ＣＢＯ）が１３日（日本時間１４日）、米アリゾナ州グレンデールのドジャース球団施設を訪問。世界一を奪還した昨年３月のＷＢＣ決勝戦以
来、約１年ぶりに大谷翔平投手（２９）と直接言葉を交わした。
「中でいろいろ話しましたけど、時間があんまりないので簡単に。元気そうで（良かった）。とにかくいろんなことがあるんですけど、健康で野球さえやってくれれば、勝手に数字は付いてくるはずなので、とにかく表情を見て、楽しそうにやれてるんだなとか、元気そうだないうふうに（見えた）。その確認だけできたので良かったです」。 大谷が出場したマリナーズ戦を観戦することはなかったが、「めちゃくちゃそういう色（ドジャーブルー）が似合ってるっていう感じは、近くで見て。非常に落ち着いているというか、手術明けのシーズンである中でも順調に来てるんだろうなという表情に僕には見えているので。本当にいつも楽しそうな感じっていうのは一番成績残る時なんですけど、まさにそういう感じもするし。ロバーツ監督も含めて話をする中で、めちゃくちゃいい環境をみんなが作ってあげようとしてる感じもあると思うんですね。ですから、表情を見る限り数字残るだろうなという雰囲気、状態なんだろうなと。ずっと僕は思ってますけど、手術明けで肘の状態がどうのこうのって言われてますけど、シーズンが終わった時にみんながビックリするような数字を残すと信じていつも見てるんで、楽しみにしてます」と期待を寄せた。
栗山ＣＢＯは米フロリダ州でキャンプを張る菊池雄星のブルージェイズ、上沢直之投手のレイズ、米アリゾナ州でキャンプ中の昨季世界一のレンジャーズなど複数球団を訪問し、施設見学や球団の編成トップと意見交換するために米国を訪れている。「プロ野球の組織を含めてどうあるべきなのか、ちょっと勉強して帰らないといけないんで」と話した。
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