夏の暑い時期に愛犬と快適にドライブするためのドッグフレンドリーカーの要件のひとつとして、愛犬の特等席である後席の空調環境が挙げられる。
で、本題である。すでに説明したように、手頃なサイズでありながら、乗員と愛犬、荷物の乗車、積載フォーメーションが自由自在に行えるコンパクトミニバンは、ドッグフレンドリーカーとして相応しい車種にはなるものの、これまで後席にエアコンの冷風を直接送り出してくれる機能を持ったクルマは皆無だった。唯一、それに近い機能を持っていたのはトヨタのコンパクトミニバンである『シエンタ』の天井サーキュレーター。後席へ送風することで車内の空気を効率的に循環させ、冷たい空気や温かい空気の偏りを解消してくれる装備なのだが、しかし標準装備ではなく、上級のZ、Gグレードに2万7500円から2万9700円のオプションとなっているのだ。少しでも安く買いたい、そのオプション装備によって納期が遅れる…となれば、スルー(装着を諦める)してしまうこともあるだろう。しかも、サーキュレーターは直接、冷風が出るわけではないので、後席用エアコン吹き出し口とはそもそも後席を冷やす、涼しくさせる能力がまるで違うと言っていい。新型フリードは標準車のクリーンですっきりとしたエクステリアデザインとなる3列シートの6/7人乗りが選べるフリード...
CROSSTAR(クロスター)の2タイプが用意されている。スライドドアからの人、愛犬の乗降性の良さ、愛犬の特等席となる後席横のリヤウインドーに日差しを和らげ、車内温度の上昇を抑制するロールサンシェードを備えた快適性に加え、なんとコンパクトミニバン&フリード初の天井に設置されたリヤクーラーをエアーの上級グレードのEX(2列目キャプテンシートの6人乗りと2列目ベンチシートの7人乗り)、およびクロスターの3列シート仕様(2列目キャプテンの6人乗り)に“標準装備”!ところが、新型フリードの車内の静かさは、“静音ミニバン”と呼んでいいほどのクラスを超えたレベルにあり、基本的な遮音、吸音性能の進化はもちろん、エンジン、ロードノイズの遮断を含む車内の静粛性について、常識的な1列目席(ショーファーカーを除いてほとんどがそう)でなく、異例にも2列目席にフォーカスした静かさを追求している(走行性能についても2列目席を重視している!!)。これはミニバンならではの多人数乗車時の車内の快適性、1-3列目席の会話を容易にする会話明瞭度向上のための設計なのだが、結果、愛犬の特等席となる2列目席(後席)に乗車
鉄道 船舶 航空 宇宙 エンタメ スクープ リペア・メンテナンス カーオーディオ
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
【ホンダ フリード 新型】CROSSTARのインテリアでゆったりした気持ちになれるホンダは、新型『フリード』を「フリード AIR」と「フリード CROSSTAR」の2タイプで発売。CROSSTARのインテリアはシンプルで使いやすく、操作性にも配慮。利便性が高く、明るく開放的な空間が演出されている。
Read more »
ホンダ、新型「フリード」累計受注が約3万8000台に 発売後1か月で月販目標の約6倍本田技研工業は7月29日、新型「フリード」の累計受注台数について、6月28日の発売から約1か月後となる7月27日時点で約3万8000台になったと発表した。新型フリードの月間販売計画は6500台で、目標の約6倍となる好調な立ち上がりとしている。
Read more »
【ホンダ フリード 新型】ヴェゼルのシステム採用で4WDが大進化! 意識させないのに抜群の安定性開発においてはホンダらしい走行性能も重視されたというが、中でもこだわったひとつが「4WD」だ。新型では2WDと4WDが設定されており、4WDは先代と比較し大きく制御が変更されたという。開発担当者に詳しく聞いた。
Read more »
【ホンダ フリード 新型】ヴェゼルのシステム採用で4WDが大進化! 意識させないのに抜群の安定性内田俊一(うちだしゅんいち)日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
Read more »
【ホンダ フリード 新型】シャシー責任者に聞く、乗り心地に求められた「ホンダ流の味付け」とは発売と同時にすでに2万4000台もの受注があったという新型ホンダ『フリード』。人気の理由は日本にちょうどいいサイズや、一新したデザインにありそうだが、開発においては「走り」にもこだわっているというのがホンダらしい所。
Read more »
【ホンダ フリード 新型】シャシー責任者に聞く、乗り心地に求められた「ホンダ流の味付け」とは内田俊一(うちだしゅんいち)日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
Read more »