博多女性刺殺 31歳逮捕の元交際相手はストーカー規制法に基づく禁止命令受けていた - 社会 : 日刊スポーツ

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博多女性刺殺 31歳逮捕の元交際相手はストーカー規制法に基づく禁止命令受けていた

福岡市のJR博多駅近くで会社員の川野美樹さん(当時38)が刺殺された事件で、県警は18日、殺人容疑で元交際相手の寺内進容疑者(31)を逮捕した。22年11月、寺内容疑者がストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていたことも判明。県警は事件との関連を調べている。川野さんは、寺内容疑者に別れを告げた後も待ち伏せや付きまといをされたとして、昨年10月以降、県警に複数回相談。同月にストーカー規制法に基づく警告が、その後禁止命令が出されていた。

事件は、16日夕の帰宅時間帯に発生。川野さんは胸や腹など十数カ所を刺されるなどし、搬送先で死亡。死因は失血だった。現場は川野さんの勤務先のすぐ近くで、周辺の防犯カメラには事件直前、退勤した川野さんに寺内容疑者が声をかけ、一緒に路上を歩いていたが、言い争いになる様子が写っていた。その後、川野さんを包丁のような物で刺し、凶器をバッグに入れ、立ち去った。県警は川野さんの行動を把握して待ち伏せし、計画的に襲ったとみて行方を追っていた。 親族によると、川野さんは、名古屋市生まれ。沖縄県、大阪府を経て、約10年前に福岡県那珂川市に移り住んだ。1人娘の母親でもあり、勤務する人材派遣会社では昇進が決まったばかり。18日に、39歳の誕生日を迎えるはずだった。

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