競泳の男子背泳ぎで五輪に4大会連続で出場した34歳の入江陵介(イトマン東進)が3日、現役引退を表明した。入江は日本競泳最多となる5大会連続五輪出場を目指し3月のパリ五輪代表選考会に臨んだが、100メ
ートル(M)と200Mで落選。この日、都内で会見に臨み、「長く競技生活を送ることができて、心から幸せ。パリの地で引退したかったが、最後の引退レースをこの日本、東京の地でたくさんの人の前で泳ぎ切る事ができたのは、何より幸せな時間でした」と語った。
世界に最も近づき、輝きを放ったのが2009年。高速水着問題で世界水連から認定こそされなかったものの、5月の日豪対抗戦男子200M背泳ぎで、当時の世界記録1分52秒86をマーク。同種目の絶対王者、アーロン・ピアソル(米国)と双璧で世界を争い、同年の世界水泳ローマでは世界記録を上回る1分52秒51で2位。ピアソルに敗れはしたものの、この記録は15年たった今でも不動の日本記録として存在している。 だが3月の代表選考会は、100Mは54秒10で派遣標準記録を突破できず、2位でメドレーリレーでの代表入りも逃す。ラストチャンスの200Mも1分58秒37の3位に終わり、パリへの望みが絶たれていた。一方で「今回すごく活躍してくれた。この勢いのまま頑張ってほしい」と34歳が期待を寄せた19歳の竹原秀一(東洋大)が、200Mで初めて五輪に代表入り。待ちにまった“後継者”の代表入りもあり、入江はレース後「やり残した事はない。やり過ぎちゃったかなと(笑い)」と、すがすがしい表情を見せていた。
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