信者大幅増で重要地域に ローマ教皇、アフリカ訪問
【キンシャサ=共同】ローマ教皇フランシスコが1月31日〜2月5日の日程でアフリカを訪問している。人口の半分をカトリック信者が占めるコンゴ（旧ザイール）と、内戦終結後も政情が安定しない南スーダンを歴訪。信者が大幅に増加しているアフリカは教会にとって重要地域で、教皇には頻発する紛争解決に向けた橋渡し役としての期待も高まっている。教皇庁（バチカン）によると、コンゴは人口約1億人のうち5千万人超がカトリック信者。同国東部で激化する紛争の被害者とも面会し「私はあなた方のそばにいる」と語った。13年の就任以降、教皇のアフリカ大陸への訪問は今回で5回目。これまでケニアやモザンビーク、マダガスカルなどを訪れた。前教皇ベネディクト16世は在位約8年の間に2回だった。今月3日から訪問する南スーダンでは18年の内戦終結後も政情が安定せず、各地で住民同士の衝突が発生。教皇は19年に対立する勢力のトップ同士をバチカンに招いて融和を求めたが、困難な状況が続いている。
【キンシャサ=共同】ローマ教皇フランシスコが1月31日〜2月5日の日程でアフリカを訪問している。人口の半分をカトリック信者が占めるコンゴ（旧ザイール）と、内戦終結後も政情が安定しない南スーダンを歴訪。信者が大幅に増加しているアフリカは教会にとって重要地域で、教皇には頻発する紛争解決に向けた橋渡し役としての期待も高まっている。教皇庁（バチカン）によると、コンゴは人口約1億人のうち5千万人超がカトリック信者。同国東部で激化する紛争の被害者とも面会し「私はあなた方のそばにいる」と語った。13年の就任以降、教皇のアフリカ大陸への訪問は今回で5回目。これまでケニアやモザンビーク、マダガスカルなどを訪れた。前教皇ベネディクト16世は在位約8年の間に2回だった。今月3日から訪問する南スーダンでは18年の内戦終結後も政情が安定せず、各地で住民同士の衝突が発生。教皇は19年に対立する勢力のトップ同士をバチカンに招いて融和を求めたが、困難な状況が続いている。