◆佐々木朗希、飛躍の2022年から「WBC」「タイトル」の2023年へ 記事は⇒ 佐々木朗希が、さらなる成長と飛躍を期して2023年を迎えた。1月、WBCに臨む日本代表「侍ジャパン」のメンバー入り。有言実行の言葉と一緒に、ロッテ担当記者が2022年の佐々木朗をまとめた。
シーズンを全うするという目標をクリア。開幕前に自ら期待を超えたいとの思いから掲げた漢字「超」を実現した。明けた23年1月6日、先行発表された3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表「侍ジャパン」のメンバー入り。有言実行の言葉と一緒に、ロッテ担当の記者がプロ3年目の佐々木朗をまとめた。(時事通信運動部 福永智隆)
シーズン初登板は3月27日、開幕カードの楽天戦。6回3失点、10奪三振で勝敗は付かなかった。一回、3番の浅村栄斗に対する初球で自己最速の164キロをマーク。2年目の公式戦最速は159キロだったが、この日は直球48球のうち10球が160キロを超えた。翌週4月3日の西武戦で8回1失点と好投し、今季初勝利。本拠地ZOZOマリンスタジアムでのプロ入り初白星で、お立ち台では「最高です」と声援に応えた。そして4月10日のオリックス戦。歴史に名を刻んだ。晴天の下、一回から直球が走った。一回2死後、吉田正尚の空振り三振から五回2死で西村凌から奪った見逃し三振まで13人。1957年の梶本隆夫(阪急)と58年の土橋正幸(東映)によるプロ野球記録の9者連続を大きく上回り、64年ぶりの記録更新となる13者連続奪三振をマークした。佐々木朗自身は打者一人ひとりに集中し、記録の意識はなかったという。その後も走者すら許さず、九回2死から代打杉本裕太郎を空振り三振に。史上最年少の20歳5カ月で完全試合を達成した。
佐々木朗は試合後、「昨年打たれた時より、(直球は)10キロくらい速いと思う。その中でフォークボールも生きる」。言葉通り、2022年シーズンは直球の平均球速が158キロを超えた。交流戦に入った5月27日には、ちょうど1年前にプロ初勝利を挙げた阪神戦を本拠地で迎え、「ボールの質はすごく低かった」と言いながらも6回無失点。「悪いなりにも点を与えないようになった」。先発の役割を自覚し、見事に実践した。6月3日、東京ドームでの巨人戦に先発。10試合目で初黒星を喫した。岡本和真にシーズン初被弾となる一発を浴びるなど、5回を投げて8安打5失点。7月1日の楽天戦では、快投を予感させる立ち上がりだった。フォークの落差が抜群で、西川遥輝らがホームベース付近でワンバウンドするフォークを空振りするなど、一回に振り逃げを含む4奪三振。1イニング最多奪三振のプロ野球記録に並んだ。
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