ボクシングの世界戦4試合が6日、東京ドームに4万3000人の観衆を集めて行われ、世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチで統一王者の井上尚弥(大橋)が挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、4団体の王座防衛に成功した。井上は初回にキャリア初のダウンを喫したが、その後3度のダウンを奪った。世界ボクシング機構(WBO)バンタム級5位の武居由樹(大橋)は王者ジェーソン・モロニ
ボクシングの世界戦4試合が6日、東京ドームに4万3000人の観衆を集めて行われ、世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチで統一王者の井上尚弥(大橋)が挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、4団体の王座防衛に成功した。井上は初回にキャリア初のダウンを喫したが、その後3度のダウンを奪った。日本ボクシングコミッション(JBC)公認で日本のジムに所属する100人目の男子の世界王者。世界主要4団体のバンタム級王座は日本選手が独占した。
世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は同級3位の桑原拓(大橋)を3-0の大差判定勝利で下し、1月に奪った王座の初防衛に成功した。ユーリ阿久井は桑原に対し、効果的に右ストレートをヒットした。桑原は世界初挑戦に失敗。WBAバンタム級王者の井上拓真(大橋)は同級1位の石田匠(井岡)に3-0の判定勝ちで2度目の防衛を果たした。井上拓は初回、左ジャブの相打ちでダウンを喫したが、その後は接近戦で上回った。石田は2017年以来の2度目の世界挑戦も実らなかった。東京ドームでボクシング興行が行われるのは、1988年3月と90年2月に当時の世界ヘビー級王者、マイク・タイソン(米国)が防衛戦を行って以来34年ぶり。国内で世界タイトルマッチ4試合が同時開催されるのは史上初だった。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
ファイティング原田さん、大一番に感嘆 思い起こす東京ドームのタイソン戦―怪物が立つ夢舞台プロボクシングのレジェンドも、東京ドームでの大一番に感嘆の声を上げる。日本が高度経済成長に沸いた1960年代にファイティング原田のリング名でヒーローとなった原田政彦さん(81)。井上尚弥(大橋)の今回の興行について「普通は東京ドームでできない。(実現には)いい戦いで人々の心をつかむ必要があるから」と話す。
Read more »
井上尚弥 ドーム戦はマイク・タイソン以来 日本ボクシング最大規模◇ボクシング世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ(6日・東京ドーム)◇井上尚弥(大橋)―ルイス・ネリ(メキシコ)1988、90年に2回開催され、ともに5万人...
Read more »
「つまり布袋は国歌」尚弥vsネリ戦で布袋寅泰登場 生演奏披露にネット沸く「かっこいい」「最高」ギタリストの布袋寅泰(62)が6日、東京ドームで開催されたプロボクシング興行のメインイベント、井上尚弥(大橋)―ルイス・ネリ(メキシコ)の4団体統一世界スーパーバン...
Read more »
「お前。ふざけてんのか!」やはりネリは“悪童”だった…異例のグローブ交換要求に井上陣営は不信感を示し500gも下回った計量結果に因縁の山中慎介氏も不快感(RONSPO)プロボクシングの4大世界戦(6日・東京ドーム)の前日計量が5日、会場となる東京ドームに隣接しているホテルで行われ、出場8選手全員が一発でパスした。スーパーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥(31、
Read more »
夢舞台沸かせたTKO 井上尚、序盤冷や汗も圧倒―ボクシング世界戦比類なき強さこそ、歴史的興行の華。4万3000人の観衆から沸き起こる大声援を浴び、井上尚はやや興奮して言った。「倒した瞬間はいつになく最高だった」。34年ぶりにボクシングが開催された東京ドーム。「パワーももらったが、重圧もあった」と言う夢舞台の中心で、堂々と4本の正規ベルトを掲げた。
Read more »
井上尚弥 “悪童”ネリを6ラウンドTKO!27戦無敗 世界戦KO率90.9% 1Rダウンも「サプライズ、たまにはいかがでしょうか」■プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者 井上尚弥ーWBC世界同級1位 L.ネリ(6日、東京ドーム)スーパーバンタム級王者 井上尚弥(31、大橋ジム)がWBC世界同級1位のL.ネリ(29、メキシコ)と対戦し、6ラ…
Read more »