米国で乳幼児用クッションの使用中に赤ちゃんが死亡する事故が相次いでいると報じられ、米議員が消費者保護当局に排除を求めている。 →乳幼児用クッションで数十人死亡か 米議員が禁止訴え
乳幼児用のクッションで赤ちゃんの死亡例が相次いでいるとして、米民主党の議員らが米当局に禁止を求めている。ベビーネストをめぐっては、赤ちゃん10人の死亡につながったとされる製品が2021年にリコールされているが、同様の製品でさらに少なくとも25人が死亡していたことがNBCニュースの調べで明らかになった。
形状によって「ベビーネスト」などとも呼ばれる乳幼児用のクッションは、赤ちゃんが寝返りなどをして顔を表面に押し付けた場合や、前にかがんだり後ろに反ったりして呼吸が妨げられる体勢のままになった場合、窒息するおそれがある。米The Boppy Company（ザ・ボッピー・カンパニー）が製造した人気製品は2015年12月〜2020年6月に8人の死亡と関連づけられ、330万個がリコールの対象になった。この製品はその後、さらに2人の死亡例が報告されている。
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