かつて三菱自動車といえば、4WD(四輪駆動)のイメージがとても強く、古くはパリダカールラリーのパジェロや、WRCのギャランやランサーエボリューションなどが真っ先に頭に浮かんできたものだ。けれども時代が変わり、そうした競技系のイメージが薄まり、アウトドアブームもあってか、タフなギア感が求められる方向へと移行。その先駆者となったのが、今回試乗したデリカミニの兄貴分である本家デリカだろう。
デリカは、ミニバンながらもパジェロゆずりの4WDシステムを奢り、本格的なオフロード走行も許容する走破性の高さは、瞬く間にファンの心をつかんでいったことを思い出す。現行型のデリカD:5においても根強い人気を誇るモデル。こうした歴史があって「デリカ」というブランドが確立したのだ。デリカミニ4WDモデル。試乗車はT...
だが三菱自動車の、しかも「デリカ」を名乗るクルマであれば、いつでも悪路を受け入れるフルタイム4WDであってほしいと思う人もいるだろう。そこで前後デフに備わるファイナルギヤ比にあえて差を持たせ、前輪のスリップが起きていないときであってもビスカスカップリングの締結力を生み出すようにセット。これにより後輪にも常にトルクを流すことが可能になっているのだ。 試乗したT Premiumのエンジンは、最高出力47kW(64PS)/5600rpm、最大トルク100Nm(10.2kgfm)/2400-4000rpmを発生する直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ+マイルドハイブリッドにCVT(自動無段変速機)が組み合わせられる今回はその走りを堪能するために、雪深い志賀高原までロングドライブに出かけた。片道およそ300kmのロングドライブである。軽自動車に私と編集者、カメラマンが乗り、さらに撮影機材を満載の状態での移動だ。文字にするとつらそうだが、実際のところはなかなか快適。
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