【ベルリン=南毅郎】欧州連合(EU)統計局が31日発表した8月のユーロ圏の消費者物価指数は総合で前年同月比5.3%上昇と、伸び率は前月と同じだった。変動の大きい食品やエネルギーを除いても5.3%で高止まりした。欧州中央銀行(ECB)は次回9月の理事会で利上げ継続を迫られる可能性がある。総合の伸び率は市場予想の5.1%を上回った。品目別では食品などが9.8%、サービスが5.5%と高い伸び率を維持
【ベルリン=南毅郎】欧州連合(EU)統計局が31日発表した8月のユーロ圏の消費者物価指数は総合で前年同月比5.3%上昇と、伸び率は前月と同じだった。変動の大きい食品やエネルギーを除いても5.3%で高止まりした。欧州中央銀行(ECB)は次回9月の理事会で利上げ継続を迫られる可能性がある。国別の上昇率は、ドイツが6.4%と2カ月連続で鈍化したほか、フランスは5.
7%に加速した。イタリアは5.5%で、スペインは2.4%だった。ECBが物価安定の目標とする2%を下回っていたベルギーは2.4%に加速した。ECBは次回9月14日の理事会で、10会合連続の利上げの是非を判断する。ラガルド総裁は「データ次第」で利上げ見送りの可能性に言及してきたが、インフレ率の高止まりをふまえ、金融引き締めの継続を見込む声が高まる可能性もある。
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