ヒョンデ アイオニック5 Nに付けられたNシリーズの称号は、このクルマを育てたニュルブルクリンクのNとテストコースのあるナムヨンのNの2つ頭文字を取った。Nのロゴが二重にラップしているのはそのためだ。
ステアリングホイールも専用のNスイッチが3つ備わる。音やドライブモード、それにブーストスイッチとなる。と言っても、短いラップではディスプレイから入る細かいセットスイッチを触っている余裕はなく、サーキットにふさわしいドライブモードを選択しておく。
Nには前後トルク配分をコントロールするN TorqueDistribution、N e-shift、N Active Sound、N Drift Optimizerがあり、最後のDrift Optimizerを除いてすべてサーキットに合わせたモードだ。N Active Soundを選択すると、バッテリEVにもかかわらず高性能な内燃機のような排気音(?)を出し、意外なサウンドに驚く。もちろん排気音はいくつか選択できるが、サーキットにはNサウンドのボーというサウンドが似合っている。バッテリEVに排気音というのも妙だが、確かに音がある方がドライビングの目安となる。最初の慣らしラップでも速い! しかもライントレース性が高く、ターンインでの応答性も素直でスーと曲がっていく。立ち上がりでは4輪のグリップ力が高く、しかもリアから押し出されるような感触はない。ストレートではステアリングホイール右にあるNボタンを押すと3.
徐々にペースを上げていく。アイオニック5 Nが徐々に手の内に入ってくる。ターンインの素直さは変わらず、クリッピングポイントにも容易につける。1コーナーは大きな下りヘアピンになっており、走りにくさがあり、少しクリッピングポイントを後ろにずらしたい時も余裕があり、自在にラインを変えられる。 下りの左ターン前ではかなり速度が乗る。アクセルを少しオフにしフロント荷重にするとジワリと向きを変え、再びアクセルを踏み込んでも姿勢が安定して鋭く加速していく。前後のトルク配分は巧みで、4輪に駆動力がかかるタイミングがうまくコントロールされている。
South Africa Latest News, South Africa Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
ディズニー100周年仕様のEV、ヒョンデ『アイオニック5』に設定 2024年北米限定発売ヒョンデは10月17日、EV『アイオニック5』(Hyundai IONIQ 5)をベースにした「アイオニック5 Disney100 プラチナ・エディション」を2024年初頭、北米において1000台限定で発売すると発表した。
Read more »
先行試乗「アイオニック6」超個性BEVの全貌昨年、電気自動車(BEV)の「アイオニック5」と燃料電池自動車(FCEV)の「ネッソ」の2車種をもって日本市場に再挑戦を始めた、韓国のヒュンダイ改めヒョンデ。しかし、この2台だけで販売を続けるというわけでは、…
Read more »
新型ヒョンデ・アイオニックはライバル不在だ!──新しい高性能EVが有する驚きの機構とはヒョンデのピュアEV(電気自動車)「アイオニック5」に設定された高性能バージョン「N」が凄い。実車を見た大谷達也がレポートする。
Read more »